水仙の香り

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水仙の花言葉は〝うむぼれ″とか〝自己愛″とかである
水仙にとってはそれは単に名前である
語源はギリシャ語のナルキッソス、学名はナルシサスという、英名でもナーシサスという
ギリシャ神話の美しい青年が自分に恋してスイセンの花になってしまったという話に基づく
日本人には遠い話であるが、それゆえにナルシスト(またはナルシシスト)、ナルシズムという皆さんが知っている言葉になる

そこで自己愛と訳される訳である、・・性的なことも含めて自分を対象とすることも言います
〝高慢″であったり〝うぬぼれ″というのも似たようなものですが、すこし違うような気がします
多くの園芸品種もあるスイセンには迷惑かもしれない・・
「愛」とは執着する心を言い、近世までの日本文化には愛と言う言葉はあまり普及していません
執着する心とは、どちらかと言うと負の心理です
むしろ日本人の宗教は執着する心から逃れる修行をしてきました

愛という言葉は小生みたいなエッセイもどきにはそれなりに研究のテーマになります
ただ、言葉としてメジャーになりすぎたのではないのかと思ったりします
なおさら、自己愛と言われると難しいテーマです
日本人には日本水仙です、花の名としては中国由来の仙人の仙の方がしっくりきます
寒い時しかもお正月に似合う花です、花言葉に関わらず多く人に愛されています
京都でもいつもの年よりは少し早く正月には満開状態でした
花の少ない時のいい花ですが、花言葉など知らずに見てやる方がいいと思います
自己愛などと言われるとスイセンは照れたり、、ひょっとしたら迷惑してるでしょうね
鯵庵(1.9)

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Commented by hirokazusazanami at 2017-01-10 09:32
葉っぱは猛毒ですね。ニラにそっくりなので、間違えて食べて死ぬ人が多いようですね。艶福もきれいな花には猛毒も。
Commented by ajiankyoto at 2017-01-10 11:55
いわゆる球根植物は種が出来にくいので、球根を動物に食われないように毒を貯めます
種を絶やさないためですが、そんなことも自己愛の謂れだという説もありますね
ご教示ありがとうございます
by ajiankyoto | 2017-01-09 14:16 | Comments(2)