ご利益(りやく)主義もやめられない

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天満宮は言わずと知れた天神さん菅原道真公を祀るもの
学問や書道の神様として身近な神様
お正月の書き初めなどの映像は微笑ましい
書き初めが終わると受験シーズン、塾の生徒が団体でお参りに来るの出くわしたりする
人生は最初に受験勉強を選ぶかどうかで方向が決まる、と言った小生である
が、また本人の真剣さを茶化すわけではないが、天神さんは学問の神様であって決して受験の神様でなかった
学問は精進の成果、受験は博打とは言わないが勝負の世界
天神さんも頼まれてばかりでも
ちょっと性格が違うのでは・・と思ったりする
が、まっいいか、神様の力に限界はない筈

この年度変わりの時は神前の客の中にもお礼に来る人もいる
お礼参りにきてくれてる客は神様にも嬉しいことだろう
ただ、幸せだと思っていることにまたまた水を差すつもりがないが
あなただけに依怙贔屓(えこひいき)してくれたのではない
精進の成果である
もっと端的に言えば今回は勝負(博打)に勝ったということだろう
ただ、それはあなたの選択の結果であることは間違いない
神様も少し面はゆい
お礼ばかり言われると神様は辛い
次もまたとは必ずともいかない
神は神をもっと、神を恐れて欲しいと思っているのに
神の前ではご利益(ごりやく)をお願いするよりも、祈りこそが似合う

神主さんもご利益は否定しない
その代り、というのもおかしい表現だけど
〝お願いした神様の采配を恨まないのがルール″なのだ
要は願いがかなわなかったからと言って神様を恨むなということである
そのような人の願いは叶わないというのが神主さんのルールである
神はやはり恐れるものである

この世でもあの世でも、総理大臣にも裁判所にも閻魔大王にでも依怙贔屓を頼むのが人情だから・・
あなたによろしくと言われる筋合いがない・・と神様だけは言わない
贔屓してくれそうなのは神様だけである
そう思えば神様がいない国を考える方が無理である
鯵庵(3.29)

by ajiankyoto | 2017-03-29 10:00 | Comments(0)