「かけ」の語源


b0355451_07420832.jpg
そば屋らしいソバは400年前の大坂の陣に始まる
攻め手の兵や人夫などが戦いの合間に食した、と言われる
元来ソバはソバギリなのである
別の器に入れたツユにソバをつけて食う
それは面倒とそばにツユをかけてしまった、それはぶっかけだった
その内、寒い時に温かいツユをかけてくようになったというのが"かけ"である
全く、時代劇の二八そば・・寒い時は・・鬼平犯科帳の時代である

空海は四国で生まれた人である
我が国にうどんを伝えたと言われるが
製粉技術はそれから後のことになる
うどんはそばに比して歴史も古く、食い方にそうこだわらない
要は団子なのだ
団子の食い方と同じだけの食い方があるという人もいる
どちらも食されていたが・・元禄時代以降に醤油が江戸に出回り始めた
ソバも美味しくなったというのが"かけ"の原点である

それなのにソバは食い方がうるさくていやだ
盛りソバでないとソバでないというのは単に蕎麦屋の都合だ
そう思っていたら、この頃全国版うどん屋の繁盛でうどんも"かけ"と呼ばれる
最近のうどんチエーンは牛丼屋に負けずメニューが増えている
昔ながらのこちらのうどん屋はうどんとそばが同居することが多いけれど
ソバは"かけそば"といったけど、うどんは"素うどん"使い分けていた

仮にラーメン屋に行ったらメニューも見ずにラーメンというのが正しい
そば屋に行ったら"かけ"という勇気を持ってほしい
同じこと、うどん屋で"素うどん"と言える勇気が必要なのだ
素うどんの素(す)とは一番おいしい、店の力が分かる味なんだ
うどんよりソバの方が高級だというイメージを作らなければならかった江戸の文化が今も尾を引いている

デパートの食堂にはかけそばがなかった
なお、本文とは無関係ながら、森永とか森友(盛り)で騒いでいたらいつか加計(かけ)になった
謝るつもりもあるなら、夫婦のけじめはつけないとね
鯵庵(6.22)



[PR]
Commented by hirokazusazanami at 2017-06-22 15:41
夫婦の始末が一番厄介。忖度しょうがない。つくづくこのゴロ
Commented by hirokazusazanami at 2017-06-22 15:44
つくづくこの頃思います。静かにやり過ごすしか方法がないのかも・・・・。です。
by ajiankyoto | 2017-06-22 09:52 | 大衆食堂 | Comments(2)