2017年 07月 01日 ( 1 )

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7月の2日は半夏生(はんげしょう)である
太陽黄経がちょうど100度の瞬間、の日を言う
国立天文台の「暦要項」にも堂々と載る雑節(ざっせつ)の一つである
季節の移り変わりを知るための暦日である
夏至を過ぎて概ね11日、・・田植えも終わって暫くの頃である
梅雨の最末期で実は毒気の多い時期で、それぞれの地方でそれなりの風習が残っている

昨年のブログでは勧修寺のハンゲショウのことを書いた
困ったことにこの時期が見ごろである
今年は小生の生活の中に半夏(ハンゲ)が入ってきた
体調が悪いわけではないが、何故か舌の付け根に口内炎・舌炎が出来る
口内炎は辛い、しかも舌の付け根に出来ると痛いしうっとおしい
口内炎は診療科目がはっきりしていないが今年は歯科で処方してもらった

やっと処方されたのが
半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)なのである
瀉心とはみぞおちあたりのつかえをとることを言う
この場合の半夏(ハンゲ)とは勧修寺のハンゲショウではなく・・
畑の雑草としてよく見られるカラスビシャクの地中の球茎を乾燥させたものである
半夏の他に黄芩(おうごん)や黄連(おうれん)などなど調合されたものである
もちろん製剤されたものは健康保険が適用される
が、ちょっとの期間飲んだとて効き目の分からない話である

飼い猫が口内炎でやせてしまったという話を聞いたことがある
人間の口内炎の特効薬はない
このあたりになると日本の医学も結構アバウトだなと思う
ただ、国立天文台の暦で言うのはこの生薬になる半夏のことなのである
誤解なく・・と言いながらいつもこの時期この話題が好きである
タイミングがここまであえば、季節感を語る限りどちらでもいいことかもしれない
鯵庵(7.1)


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by ajiankyoto | 2017-07-01 07:00 | | Comments(4)