2018年 01月 07日 ( 1 )

錦市場は商店街

b0355451_19140544.jpg
鯵庵の京都事情、実は地元商店街もテーマだ
商店街の行く末を占うことは都市についての考えるチャンスでもある
小生、大阪の天神橋筋商店街なら馴染みがある
実は商店街のその中にこそっと風俗系繁華街としての顔があった
そちらの方は随分廃れたようではあるが、天満の天神さんの参道であることは強い
大阪を代表する商店街として残るだろう

京都に目を向ければ七条はもはや見る影もない、人通りがなくなってしまった
西陣の北野はまだそれでもであるが、市電も繁華街も消滅しているわけだから時間の問題だろう
三条は長い、一部活気はあるが、土日に半分ぐらいの商店が休みだした、千本側の肉屋だけが目立つ
大宮通は近隣の生活を支える範囲内で数軒ががんばっている
伏見大手筋は納屋町込みで伏見の中心だからまだいけるだろう
四条大橋から東の四条通は祇園さんの参道であるし、観光京都の目抜き通りでもある
参道土産物商店街に徹すればいい

さて、錦商店街であるが・・・
錦は市場であったはずである
市場という言葉は歴史が古すぎる、生活文明である
川魚店というのはウナギ・コイ・フナ・鮎・エビ・モロコ・シジミなど
その加工品、例えばウナギのかば焼きやエビ豆などの加工品を扱っている
生きたドジョウやフナもナマズも手に入る、季節によるがスッポンも店先で売っているしかも専門店のことである
錦市場には川魚の専門店が3あるいは4店ある
錦市場の店は両側で130ほど、これほどの数がないと川魚を専門として扱うのは難しい

京都の生活文化を見る時、川魚店の存在はいい目安になる
川魚のレパートリーは食生活では結構広い・・
ただ、川魚というのは外国人観光客には遠いところにあることだ
観光客立ち食い用串に刺すにしても、川魚系では工夫が難しい
小さな川魚店が閉店したりしているのは先にあげた商店街での例もある
その上での、錦では外国人観光客の喧騒がある
川魚店は京都の生活市場の顔であったが、国際観光の波はどう襲ってくるのだろうか?
地元の市民食文化をも破壊する力を持った観光客のことである
写真は元旦早朝の錦通
鯵庵(30.1.7)



[PR]
by ajiankyoto | 2018-01-07 09:00 | 京都の水 | Comments(2)