2017年 12月 22日
市バス運転手はキャプテン
京都の世界遺産は点在するので、市バスは有効な足である
特に500円の一日乗車券はその点便利である(※30年からは600円になった)
中学生の修学旅行のシーズンももう終わった
せっかくの京都だから、グループで乗ったり降りたり地図を見たり楽しんでくれたらいい、が、正直、時に行儀の悪いグループがいる
観光シーズンに市バスに乗る市民のストレスは大きい
小さな停留所でも乗ることは出来るが、小さな停留所では降りることが出来ない
降りられないことが恐怖になる
だが、修学旅行生なら通路を開けてくださいと言えば何とか気にしてくれる
ところが困ったことに、それに加えて外国の人が多くなるシーズンがやってくる
去年のシーズンに、回りほとんどが外国の人という満員バスに乗り合わせた
乗降りの度に乗客と大きな荷物が逆流、いつもなら不愛想な運転手が顔を真っ赤にしている
料金をもらうだけではない、乗車中は運転手がキャプテンだ、しかし、言葉が通じないそのストレスである
乗客がてんでにバラバラ、リーダーのいない群れである
旅は勉強なのに、買い物ばかり・・市バスも自分らが買ったつもりなのかもしれない
運転手さん、安全運転はもちろんお願いします
でも、見て見ぬふりはしないでくださいね
せめて、そんな路線にはもう一人(車掌)乗せてくれたらいいのにね
なんだったら、交通局が奥さんをアルバイトに雇ってやれば・・
お父さんの苦労が分かったうえで、息が合うかもしれないね
真面目な提案です?
観光局の偉い人の家族も毎日バスに乗ろう
そうすれば、「観光都市のためにも頑張ってくれてありがとう」と言いたくなるのにね
修学旅行の中学生でも、しっかりしたグループもあった
時に運転手に代わって乗客の面倒を見ることもある
5人・6人というのは小さくも隊である、自分らで隊長を選ぶ
隊長次第だ、運転手さんにありがとうと言ってバスを降りる
いいリーダーがいると一気に行儀良くなるものだ
修学旅行でそれだけでも学んでもらえば、京都市民も甲斐があるというものなんだが・・
仕方ないよなぁ、言葉だけの問題ではないよなぁ、運転手さん
もちろん女性運転手の場合だって同じこと
辛いけどでも、バスに乗ればやっぱりキャプテンだよ
写真は平安神宮大鳥居、バスでしかくぐれない、歩行者はくぐることが出来ない
鯵庵(29.12.19)
