御香宮の水

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京都の地で唯一〝名水百選(環境省)″に上がっているのが、伏見の御香宮神社の「ご香水」
この御香宮は伏見の町の産土神(うぶすながみ)、古くから神功皇后(オキナガタラシヒメノミコト)を祀る
徳川体制になった時に伏見城から今の地に移る、本殿は家康の寄進によるとある
伏見は伏水とも書くくらいだから地下水に恵まれたところ
また、酒造りの町、さもあらんと納得できる
御香宮お参りの時に、一口飲ませてもらったが、その御香水の横の書きつけにこんなのがあった
『御香水を汲まれる皆様/水質維持の濾過機を設置しました、つきましては維持管理費のご協賛をお願いします・・』・・協賛金よりもお賽銭は必要だろう
この頃どこへ行っても何本もペットボトルを持った水汲みおっさんがいる
小生もおっさんながら杓で一口頂いたが、この看板に目が行ってから味が分らなくなった
環境省の名水百選は実は飲み水としての評価ではない
それでいいんだろうけど、伏見では困る
伏見には七名水ありとて、有名酒造会社は独自の井戸を守っている
桃山丘陵からの伏流水で御香水と同じ水脈であることを誇っているものもある
軟水~中硬水で美味しいミネラルウォーター状態、酒造りの命の水で、地元の人にも・・と言っている
そんなところは大ろ過機を据えているのだろうか
もちろん酒造りの安全のためには構わないけど
ただ、名水を濾過したら伏見の味ではなくなることを心配している
京都の名水井戸はほぼ枯れた、伏見は?
写真はハボタンの花
鯵庵(4.18)


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by ajiankyoto | 2016-04-18 07:15 | 京都の水 | Comments(0)