2016年 09月 27日
オリンパスの最後の名機
小生のオリンパスのカメラがついに壊れた
オリンパスの名誉のために言っておくが小生がコンクリートの土間に落とした、それでフイルムの巻き戻し上げが出来なくなった
直らないこともないが、どこかぞんざいに扱っていた自分に気づき戒めとする
デジタルではない、オリンパス最初(で最後)の名機OM-1なのだ、もう40年になる
一眼レフは面倒だったが、面倒ついでに完全にマニュアルでなければならない
それからのカメラの推移を見てもそれは言える
カメラもレンズもマニュアルの名機だけが今も生きている
フィルムも進歩もしたけれど、結局ポジフィルムに限られた
写真にメリハリが出るが、それだけの慎重さは今のデジカメで味あえない緊張感がある
何台かカメラが増えてからは、OM-1は90㎜マクロレンズをつけて愛用してきた
花一つ、地面に寝て息を止めてシャッターを押すのも写真技術の一つだ
が、それだけで上手く取れるものではない
カメラ会社があれから沢山潰れた
オリンパスも堅実な会社だと思われていたが数年前に不祥事で揺らいだ
カメラ業界は高級デジタル一眼レフ戦線で今しのぎを削っている
カメラが変わってきているのではない、写真が変わってきているのである
OM-1のように男でも女でも、20代にも60代にも大人にこそ似合う・・そんなカメラを作れる会社はない
これから先、二度と40年・50年も使えるカメラが出てくることはないだろう
写真は活躍していた頃のOM-1、花はヒガンバナ
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鯵庵(9.27)
カメラが熱かった頃のカメラってどのメーカーもいいモノ多
かったですね 私初めて憧れたカメラOM-2でした・・・
思い出cameraさんにはいつも楽しませていただいています
OM-2もいいカメラでしたね
きちっとしたマニュアルカメラを作れたメーカーは他にも沢山ありました
ただ、どこの会社もそれからオートマチックの路線に変わってきてカメラの形も崩れてきました
モデルチェンジするのじゃなく、名機は定番で残しておけるような会社であってほしかったと思います
そんな思いで最後の名機と言いました
最初の、一番の・・色んな意味があります