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愛宕道の写真スポット

嵯峨釈迦堂から西へ踏み出すと愛宕道へ通ずる
清滝のトンネルの手前まで進むと愛宕念仏寺がある
嵯峨野散策の終点(起点)である
信者さんの彫った1200もの羅漢像があるのが知られている
そこから少し下ったところ水尾への分かれ道のところに、大きな朱色の鳥居があって平野屋という鮎が売りのお茶屋がある
店の作りは田舎風であるが、この鳥居本のあたりでも存在感がある
小生、未だ入ったことも食したこともないが気になっている店である
店の前が崖になっていてそこからこの平野屋が全景で撮れた
愛宕念仏寺とこの平野屋こそ以前からの春夏秋冬の写真スポットなのだ
季節に合わせて一番いいカメラで一番腕のいいプロが撮った写真が、ポスターになりカレンダーになりパンフレットに載っているのに、それと同じような写真を撮りに行くというのがアマチュア写真家の哀しさだと思える
小生とカメラ仲間の友人のことである
写真は光の一瞬を撮るものである
カメラ好きは例え撮りつくされた被写体であっても自分だけの一瞬を見つけたいと思っている
しかし、一瞬が何百・何千とあればそれは一瞬と言い難い
二人のカメラはいつの間にかデジカメになっている
今は崖にへばりつかなくとも十分撮れる
数で勝負、どれだけ撮ってもコストがかからないと思うことが、いい写真が撮れなくなった原因だと気付く途中にある二人である
写真は愛宕念仏寺
鯵庵(28.5.2)

愛宕道の写真スポット_b0355451_07165860.jpg



by ajiankyoto | 2016-05-02 07:19 | 翁草 | Comments(0)