2016年 11月 07日
焼酎好きの一つ覚え

「焼酎の湯割りはお湯を先にいれるんだぜ」と
実はいつもいつもその話になって、聞いてる方には少し面倒だ
おそらくどっちでもいいのだろう
反論を上げれば、焼酎の量を先に計量する方がより確実だし、現にお店ではそうしている
また小生の友人の法善寺横町のお好みやの店長は熱いお湯を後に入れた方が辛口(ドライ)になるという、そんな理屈もあるらしい
焼酎の風味を楽しみたいなら後先よりも銘柄次第で、お湯の温度とか割合の方が響きそうな気がするのだが
鹿児島育ちの友人は、焼酎の本場鹿児島では湯割りは飲まないという
焼酎は水で割って、なお一晩おいた上ゆっくり温めてお酒のように好みの温度で飲むという
割るのでなく燗をして飲むのが王道だと
小生がそこで割り込む
逆さ水って知ってるか?、熱湯を冷ますのに水を加えるのは当たり前
それを、水に少しずつ熱湯を加えて適当な温度のお湯を作ることを「逆さ水」と言う
お湯が後、その方が合理的なんだけど、これは湯灌(ゆかん)の時のお湯の作り方だとされて、ふだん逆さ水をすると不幸になる・・なんて言う
だが、産湯(うぶゆ)はそうしたというベテラン助産婦さん(昔は産婆さんと言った)の過去の証言もある
そやけどお湯割りと言う限りは焼酎が本体でお湯が後と違うか、と
言葉のまやかしである、どっちが先でも味わいに差が出る根拠はない
話のおもろないやっちゃなと、話が終わりかけるが
割り方は6対4それとも4対6、どっちが多いねん?とまた始まりかける
私は4分4分(しぶしぶ)がいいと言うことにしている
かくして・・やっと本題に入っていくのである
写真は京都タワー、京都駅前の居酒屋の市民のための発展を期待している
鯵庵(11.7)