2016年 05月 08日
ネクタイは何のために?
サラリーマンの賞味期限の切れた身分ではネクタイそのものがは偽装になる
だか内心は、もう会社や世間の論理に首を絞められませんよ、言うつもり
ん十年のネクタイ生活から脱出ではあるが、白いシャツにただネクタイを外しただけでは間の抜けたものでもある
営業に長いこと携わった友人が言っていたのを思い出す
営業は売り込み、客の為にならないから営業職が必要なんだ、と
そのためにも、きちっとスーツを着ていいネクタイをしてなければならない、とも
省エネによって売り上げの減る電力関係の会社は矛盾に悩んでいる、その悩みがはネクタイに出る
そういえばあんなけ大きな事故があって発電所が停まっても東京の電力会社の偉い人もなかなかネクタイを外さなかったね
ボーイスカウトのネクタイ(スカーフ?)は伊達ではない
当たり前ながら彼らは営業の為にネクタイをしているわけではない
せめて、ネクタイで汗をぬぐったり手を拭いたりできるなら値打ちがあるのにと思う
やはり、営業の友人の言葉を思い出す
ネクタイしないで人を騙すと詐欺と言われる
ネクタイをして人をだますのが世間と言うものである
だから、謝るときに必要なのがネクタイ姿なのだ
本人にとっても首に巻いているのは首を切られないようにという気持ちの表れだ
だがしかし、それはまじないとしてもはや効き目はなくなりつつあるようだ
どこかの国の独裁者が急にネクタイをしめて出てきた
どう解釈すればいいのだろうか?
写真はボタン、それでもサラリーマンはやはり白いワイシャツがいい
鯵庵(5.8)