2023年 04月 25日
ジジィのためのLINE
せっかく田舎へ帰ったのに・・と言う友人
田舎暮らしは持て余す時間との闘い
悠々自適(ゆうゆうじてき)とか晴耕雨読(せいこううどく)などというけれど、
畑は3年5年はもつが、〝読″などすぐに飽きた
自分の田舎に帰ってきて、田舎暮らしに慣れるのに年数がかかる
キュウリもナスビもトマトもピーマンも上手く行けば困るほど出来る
〝慣れるのに時間がかかる割に、飽きるのが早い″というのが田舎暮らしだと
・・少々ぼやいている
田舎にないのは飲み屋、都会でも田舎でも同じなのがテレビだ
♬二人で見るのは退屈テレビ、と口ずさむ
晴れても雨でも朝からニュースショウ見ていれば隠遁生活にもならない
畑以外にすることがないだけではない、仕事も娯楽も仲間もいないのだ
隠棲するのが理想だと言っていたのに・・喋る相手がいないのが一番辛いという
久しぶりにLINE電話で長話をした
元々、私のスマートホンにもLINEが入った
彼曰く、ごそごそやっていたら・・私が出てきた?と言う
私がつい”どないなってんねん”と送り返したら、゛なんでや?”言うて送ってきた
「友達」自動にしてあるからやんか
それはそれでええけど、携帯の中の電話帳が筒抜けやなー
しかも、都会も田舎も何の区別もないのか
そやね、孫とのメールはこれやないと??という話
私も大人がLINEを使うのは気はずかしかったけど気楽やね
田舎で隠棲しながら、都会で暮らす孫とLINEでつながってる
と言うのも象徴的だな、と言う感想
この際、LINEもジジ・ババ専用版を開発したらどうですか
年寄同士がつながったら社会のボケ防止にも役立つかも??
スマホを駆使して隠棲生活はないやろ、と言いながらも
情報の価値は年齢、手段を選ばない、と言う結論になった
鯵庵(R5.4.25)