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ケつを割ったパート

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1年間ハローワークに通って12か所紹介をしてもらった
その内面接に至ったのが4か所だった
7か所はすぐに履歴書が送り返されてきた
書類選考はいたしませんと言うところも数カ所含まれている
パートながらもそれなりの人生経験を買ってもらえるかと期待したところほど厳しかった
最後(最初の採用)のところは15人の募集だった
当然期待していたが、ここは人事の責任者もいなかった
面接もなく明日から来ると言うのが普通だと言われた
それでも採用されたことに違いはない

結局、40代・50代・60代、3人の男がハローワークの紹介で来て、ほぼ10日で皆辞めた
「軽作業」でなかったのは仕方がない・・
しかし、ここで1か月も勤めることが出来たとしても、勤めれば勤めるほど失うものが大きすぎる
せめて早く辞めて出直すしかないと先のない小生でも思った
募集の数も異様であるけど、定着率も異様である
会社から言えば、ハローワークの世話で来る人は定着率が悪いというかもしれない
ひょっとしたら先に会社からハローワークにそんな苦情が入るかもしれない
パートの人は既に悲しい覚悟をしている、定着率は労働環境によるのは当然のことだ

「したい仕事が出来るわけはない、パート勤務と言ったって厳しさは一緒だ、金をもらうということはそういうことだ、最低賃金で守ってやっている、みんなそれに耐えて頑張っているんだ」と会社の声とも世間の声とも分からない冷たい叱咤が聞こえてくる
”意欲のない奴”と思われると、どんどん労働環境の悪い職場に追い込まれてくる可能性が高い
小生も、結局やっと紹介してもらったパートの尻(けつ)を割った、次回からハローワークには行きづらい

民間のネットの求人情報ではここの会社は定着率の良さが自慢だと書いてあった
会社が言うのは勝手だけど、異様な募集の数や定着率だけでもハローワークが気をつけてくれれば少しは良くなるかもしれない、と思っている
まだまだ求人ばかりが増えて有効求人倍率が大きくなっていくかもしれない
役所は、それでもこの頃大阪・京都の求人が増えているのは外国人観光客(インバウンドと言うらしい)の増加のおかげだと分析して得意になっている
なら、いっぺん0にしてみたら・・
もう別の統計手法が必要かもしれないと小生でも気づく
山を目の前にして登山口で引き返してきた小生が大きなことを語ることは出来ないのかも
こちらではそれを゛ケツワリ”と言う
今月から月5万円の国民健康保険料、絶対に銀行引き落としにはしないぞ
鯵庵(28.7.17)


by ajiankyoto | 2016-07-17 07:31 | ハロー・ワーク | Comments(0)