(続)日本は土木国家である

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雨乞いしてるうちはよかったけどいったん降りだすと死者が出る
畑に一雨欲しいと毎日言うてた当方(うち)のばあーさんがテレビを見ながら愚痴っている
皆、口々に何十年の人生で初めての雨だという
数年前の紀伊半島でも豪雨があった
あの辺り大台ヶ原は屋久島に次いで降雨量が多い、年間8000ミリも降った年があるくらいだ
その雨の多さになれた筈の紀伊半島南半分が孤立するほどの災害があった
一番先は人命救助であるのは当然であるが、それにしてもテレビを見ていてもどかしい思いをした
孤立した山麓の集落を救助することは難しい
空から海から救助に向かうのはいいが、結局は道がない、橋が落ちている
重機だとか大量の人員や資材、物資を送りこめない
救援はそのまま復旧なのだ

地域に入るための国道は2、3本しかない
それも山を越え川沿いに谷を跨ぎ延々と続く
例えば3方向からそれぞれ100台のトラックに人員と医者を乗せ大小の重機を乗せ、100台のダンプトラックと鋼材を積んだ100台のトレーラを従えて・・
国道と言ってもそれも通らない
だからこそ仮設の橋を架け、道を削りながら、場合によっては野営をしながら・・3方向から進むべきである
今回こそは道路や橋を戦場のように進む機動部隊を送るべきであると信じた
が、土砂で埋まった川にテレビカメラを据えて監視するだけである
日本は山国である、しかし、何のことはない、所詮紀伊半島は国土の軸の外であったと思わされた
(この項続く)
(29.8.8改)鯵庵




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by ajiankyoto | 2017-08-08 15:25 | 都市 | Comments(0)