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鯵庵は上から目線

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ブログを始めるにあたってどの目線にするかをまず考えた
日常の実感には日常の目線が必要だが、
それでは歴史の感想を語りたいときは空虚になる
自分の住んでる京都の街のことも語りたい
が、稚拙な観光行政を語るときは市民としての感慨が起きてしまって自然に嫌みなことにもなる
しかしながらどうせ出来ることは、所詮エッセイもどき、駄文にしても浅はかである
ただ、謙遜・卑下ばかりしていたのではブログとしての値打ちもない
と、揺れる

長い会社時代には地位に応じた立場があった
定年後嘱託になってただの素人間になった時
大昔の部下たちの語り合いが耳に入ってきた
上司のことを「上から目線」と言う
「部下持つ身なら上から目線は当たり前やんか」とはその時もう言えなかった
そんな生温い会社だからおかげで出来の悪いサラリーマンが勤まったともいえる

本当はサラリーマン時代のことを書きたかった
それしか知らないのだから、それなら書けるから・・・
でも、またもまだまだ、気を使ってまだ上から目線って言われるのだろうな
と言う訳で、半分開き直っている訳である
この頃のサラリーマンはセクハラ・パワハラ・・そうでなくば上から目線と険しい語彙を平気で使う

残念ながらそんな単語は、素人間には関係がなくなってしまった
だから、全編のテーマは「老い」である
人が老いると三つものを失うという
「体力」「仕事」「異性への愛」である
失って初めて気づくことばかりである
自己主張するのに矛盾を気にしては出来ない
”武士も食わねど高楊枝?”
悪いけど「老い」をテーマにする限りここでは堂々と上から目線も続けるつもりである
実生活と同じならブログはやらない
おととし3月に始めたブログも去年の12月までで350編になった
元日の今日はパートです
どこに行っても鐘は上手く撞けないと余韻も残らない

出来れば今年もお付き合いを・・
鯵庵(30.1.1②)

Commented by boushi-fufu at 2016-12-31 14:30
200編ですか、おめでとうございます。
全編読破には、程遠いですが、後ろのリンクを読み繋げていくのが、これまた楽しい。
わたしは、ちょくちょく消去しているので、どれだけ書いたか、不明、それもまた良しと(笑)
ネタは尽きないことと思います。
楽しみに読ませていただきます。
Commented by ajiankyoto at 2016-12-31 19:59
> boushi-fufuさん
いつもの布布さんの応援に感謝してます
今日のブログも本当に一人でも二人でも多くの人に読んで貰えれば嬉しいです
こちらも布布さんの帽子の応援なんか出来ればいいのですが、来年もまたよろしくお願いいたします

Commented by hirokazusazanami at 2017-01-01 14:51
おおいに上から目線で書いてください。今年も楽しみにしています。
Commented by ajiankyoto at 2017-01-01 22:15
> hirokazusazanamiさん
今年もよろしくお願いします
Commented by hirokazusazanami at 2018-01-01 12:18
いつも楽しい話ありがとうございます。
もっともっと上から目線で書いてください。
昨年と同じコメントです。

嫌味でなく、温かみのある目線が読みやすいです。
Commented by ajiankyoto at 2018-01-03 07:58
> hirokazusazanamiさん
今年もよろしく
邂逅さんも思い出写真一杯載せください
鯵庵
by ajiankyoto | 2018-01-01 05:00 | 翁草 | Comments(6)