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初午(はつうま)は農業の神事


2月の始めの午(うま)の日は初午(うま)と言う
稲荷信仰ではこの日を大事にしている
初めて稲荷神が稲荷山に降りたのが旧暦2月の午の日(711)であった
古来から人々は神を恐れ敬ってきた
神の前では身を謹み、供物を捧げるものであった
祈りは神に対する詫びである
詫びながら恐る恐るお願いするものである
それが祈りというものである

稲荷神は宇迦御魂(うかのみたま)神を主体とする
古事記でスサノオノミコトの子とされている、伏見稲荷では女神としている
稲荷神は神仏習合の顕著な神で、かっての時代には荼枳尼天(だきにてん)と習合した
ダキニテンは狐に乗って現れる
稲荷神を狐とするのは大いなる民間信仰である
山城の値の稲荷山は山城の古代豪族秦氏の本拠地の氏神である
養蚕・農業の神である

初午は冬から春への季節の変わり目である
今年は2月12日が初午の日に当たる
元来は旧暦の2月の最初の午の日とされていたが・・それでは3月になってしまう
元来の繰り返しだが、元来は立春を過ぎて最初の午の日としていたという記述も多くある
この場合、新暦の2月になる訳である
このあたりの季節感としてはこちらの方があっているように思う・・安心した

農業神稲荷神の祭としては、農作業を始める前の祈りである
"あらかじめの豊作"をお願いするもので農家の実情に合う
天候不順が一番の禍いだからである
日本の信仰の春の行事はそういう性格を持っている
もちろん今は稲荷山の麓も都市化しており、稲荷神も開運の神、商売繁盛の神でもある
その上、グローバル化、外国人のお参りが一番多い神様でもある
世界中の人が稲荷神の福を競って奪いに来ているようにも見えてしまう
鯵庵(2.9)




by ajiankyoto | 2017-02-09 08:35 | ご利益 | Comments(0)