2017年 07月 21日
マスオさんは男である

同じマンションだったり、となりのマンションだったりする
祭の時にそんな話になりかかった
我ら路地の住人だって子や孫が近所にいる場合もある訳だからべつにおかしくない
そもそも子供に残してやれるものが古家一軒あるかないかだから
費用の出し方で、二世帯住宅ということもあり得るが、マンションの方が安くすむこともある
いや違うんだと役員をしているA氏が言う
娘の夫婦のためにマンションを買ってやれる人がいるんだと言い出した
もちろん恨みでも僻(ひがみ)みでない、暮らし方の問題だという
娘しか頼りにならないと決まった時の投資だという
何の投資?、自分の老後に対しての投資だという
そんな投資が必要なのか、あるいは有効なのだろうか
独立して生計を営んでいる限り、アニメ「サザエさん」のマスオさんとも少しだけ違う
娘が親の面倒を見るというのは打算とは違う
爺さん婆さんだって娘の孫の方が触りやすいというのも自然である
生命保険の受取人に娘の子(孫)を指定する
しかし、娘さんのご亭主はどう考えているのだろうか
A氏も小生も娘がいない
今更何を言っても仕方がないがたしかに娘がいないと孫がいないにもつながる
娘がいない不安に今襲われているわけである
息子も嫁も孫もおって何が不安であるのか
それは他人には分からないことである
という話になった訳である
7月24日は後祭(あとのまつりとも言う)
昔に戻して前祭と後祭にわけた先の長老の決断に敬意を表したい
鯵庵(7.21)
by ajiankyoto
| 2017-07-21 07:00
| 家族
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