2017年 08月 01日
おとこ編⑤/やっぱり、おみそが一番
人生の中では20歳ぐらいが一番暗いころだと思う
沈むまいと浮木(ふぼく)を求める
勉強には興味がないが就職には十分興味がある
就職活動が忙しいと勉強するのが面倒くさいのだろう
就職してしまうと今度は仕事するのが面倒くさいのだろう
企業に就職したらその日から心を売らなければならない
そんなことにはすぐに馴染めるのに、束縛と他人との付き合いは面倒くさいという
そんな中でもかろうじて10年も勤まれば、今度は慣れた仕事以外は面倒くさいと言う
それは彼の打算に過ぎない
そもそも人生の楽しさは齢とともに高まってくるものだ
30代に入れば概ねどちらかに舵(かじ)を切らねばならない
ただ、今やっとの思いで得たもの(例えば仕事)を犠牲にするのも、マイナスになるのも実は怖くなる、のが自然なのだ
だが、それも打算という
彼女・彼らにとってはこの10数年の成果から言えばコストパフォ-マンスは仕事(就職)が一番
庶民の嫌みを言えば・・お味噌なのだから・・
恋愛などその観点からいえば最悪なのらしい
ましてや結婚など生涯の不採算事項である
そう信じたら性欲すら抑えられるらしい
・・・でもしない訳ではない
両立が出来ることがはっきりしたら結婚もしたいし子供も欲しいという
そんな中で一番嫌なことは結婚に焦っているように見られることだと言う
だから、今は面倒くさいと言う
何のことはない・・恋愛も結婚もいつまでも"おみそ"を期待している
小生も言おう、年取るのが一番メンドクサイ
元に戻すのはもっとメンドクサイ
鯵庵(29.8.1)
by ajiankyoto
| 2017-08-01 10:29
| おとこ編
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