2017年 08月 04日
大津から京へ入る道⑸/琵琶湖疏水でつながる
20代の若き土木技師である。
土木技術は市民のための技術だということを身をもって実践した人である
技術者は偉人でなくともいいが恩人と言われる人になるのが市民文明に携わる技術者の使命である
土木工学のことをシビルエンジニァリングという
琵琶湖疎水の工事はこの牛車の通行を見ながらの工事だったのである
水力から電力を生む
土木工事は人力に頼らざるを得ないとしても、人を運ぶのに人力の時代は終わっている
まだ自動車はないわけである
鉄軌道である。
電車を走らすことにしたその発想の下地はこの車石文化(軌道文化)だったと言えばあなたはどう思いますか
彼だけではないとしても多くの恩人の一人である
多くの歴史を包含する重厚な地層を持つ京都の文化がある
そのことの恩人であるからだ
でも近代化都市として京都は私には想像できません。織物でも昔からのやり方でやっているでしょう。美味しいお菓子も手作りが多いでしょう。どういうのが京都の近代都市なのか知りたいです。勉強してみます。