2017年 10月 12日
憎まれてまだ世にはばかる/昼のビール前編
都会は今はガードマンの時代だ
道路工事に限らずパチンコ屋でもスーパーでもお寺でもそこらじゅうガードマンである
よく見ると、それこそ同年輩が多い
ヘルメットをかぶって少し顔も汚れているが、手入れされた髭の似合う紳士が多いことに驚く
ハローワークに行けばすぐにわかるが、この年代、簡単に採ってもくれないし、簡単に勤まらない
この世代ではガードマンの仕事につけるのはエリート的存在なのだ
人に接するわけだから欠陥ある人間では勤まらないのは当たり前だ
同年配の輩(やから)とは昭和20年前後から20年代の生まれというところ
帽子をかぶってリュックを背負って、いかにも街中をぶらぶらしている
もちろん結構いいものを着ている
まー恐らく定年を暫く過ぎて、しかも、仕事は何もしていない
広義で言えば団塊の世代とも言う
団塊の世代はそもそもその言葉が嫌いだけれど、それに代わる有効な単語がない
小生もその仲間だというのに、そんなぶらぶらしているオッサンを見るとこの頃鬱陶しい(うっとうしい)と思ってしまう
"憎まれ者世にはばかる"という言葉がある
実は"憎まれてこそ世にはばかる"というのが正しいのではないか?
今もって世にはばかる輩も、今頃になって世にはばかる輩も同じである
若い人の目から見れば腹立たしく感じるかもしれないと、この頃思っている
(後編に続く)
鯵庵(10.12)
by ajiankyoto
| 2017-10-12 08:55
| おとこ編
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