2018年 01月 10日
親父の加齢臭

今日は親父が着ていたジャンパーを引っ張り出して着ている
昔、雪の日に車椅子に乗せて歯医者に連れて行った
その時このジャンパーを着ていた
もう20年近くも前になるが、ちょうどこの時期だった
家内はもうクリーニングに出さないで処分してくれという
形見のジャンパーなど見たくないという
もちろん、こんなもの残していても間違っても私の息子が着る筈もない
そもそも息子がうちの親父が着ていたなー、なんて思う筈もない
家内は単にクリーニング代が高くつくことを言ってるだけだろう
いや、そうするつもりでいる
ポケットが2段になっていて、携帯も入るし手も入るし温かい
病気の親父を寒さから守ってくれたのだ
しかし、もう型が古すぎる
実は少し匂いがするのだ
クリーニングの匂い?
洋服ダンスの匂い?
薬の匂い、病院の匂い?
いや、正しくは加齢臭である
それも親子2代の加齢臭だ
親父が死んだ年まではあと少し間はあるが・・
こちらも色々と片づけながら生きていかなければならない年になってしまった
立春になるまで着よう
と、いうことで寒がおさまった頃には処分するつもりだ
写真は八坂の円山地蔵
鯵庵(30.1.10)
by ajiankyoto
| 2018-01-10 08:27
| 家族
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