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新暦に紛れ込んだん3流品/日本の暦⑸

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旧暦で暮らしていてルールを知っていれば面白くもない話だったのが、
旧暦のルールを持ってきているのでミステリアスな感じになった
これが明治の半ばになって急に流行り出した
それが六曜である
ありがたみの無かった話が急にありがたくなってきたという話である
が何故か今はこれが一番モテている
というわけ・・
メリハリなのかもしれないし、言いかえれば占いの要素かもしれない
暦も文化なのだが、占いも文化だという人が多い

旧暦では今日が何日か知れば月の明るさや潮の大きさは分かる
が、六曜では目安になることは何もない
いい日悪い日は順番に来るというだけのこと
冠婚葬祭に上手く絡んだせいか・・流行っている

言えば暦としての思想がない、紛れ込んだ三流品である
今となってはもちろんあなたが担ぐか担がないかは自由です
担ぐのはいいとしてもともかくも担がれないように
節分というのは大晦日なのだ
それを恵方巻の日と言ってるのとよく似たことなのだ
続けばいつか滑稽だと思わなくなって来る
いい暦はいい文化の元に出来る
日々の暮らしということは本当は日々の祈りなのだ

宮崎から本物"たまたま"が届いた
鯵庵(30.2.3)

by ajiankyoto | 2018-02-03 07:00 | | Comments(0)