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知識と経験、あとは勇気

「官僚という言葉」に続く
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斟酌(しんしゃく)や忖度(そんたく)は日本社会の美徳であるが、
平たく言えばゴマすりのことである
しかしそれでも、世間では当たり前のことである
給料もらってて、上役にゴマもすれん奴はいつまでたっても平(ひら)である
貴乃花がそれを身をもって示してくれたという人もいる
それは身から出たサビというのが一番近いが・・
一方、貴乃花を平に落としたその勝利感が今後の組織の方向をまた変えるだろう

所詮、相撲興行ではあるが、
相撲興行に不必要な100人もの年寄親方が相撲というものを分かりにくくしている
今回のことで理事会も評議員会も変な自信を持ってしまった
忖度されることに慣れた政治家を見るようである
忖度好きの政治家は力のある組織に近づいてくるものだが・・
こちらから政治に近づいてはいけない
忖度好きの政治家は忖度されることだけが好きなのだ

脇にそれるが・・サラリーマン社会では社長の奥様に気に入ってもらうのも作戦の一つである
馬を射よ・・作戦で、それで上手くいっった先輩も多い
社長は高潔な人だけど
社長の足らないところや出来ないところをカバーできるような奥様に
気に入ってもらうことは十分な動機になり得る
ひょっとしたらそれ自体が社長の戦術かもしれない

どの世界でも"人が好きな人"は色々な表現方法を持っている
政治家は期待に応えて高潔であるべきでる
政治家に仕える公務員は何よりも自分の仕事を好きでなければならない
仕事を汚すことなく仕事するということだろう
政治家や公務員が他の誰よりも自分だけが好きだという人では困る
日本の組織社会は親が子を思うように他人を思う気持ちをずっと育んできた
忖度を自分のためにしたのでは忖度ではない
改めて国語辞典を読み返す必要がある
今回はそのあたりのスタートが違ったようだ

政治家と官僚、官僚と行政組織、役人であることと公務員であること
公務員であることとサラリーマンであることも
心の根ざすところが違って当たり前である
政治家がどこまで行っても政治家なら
公務員もまたどこまで行っても公務員であってほしい、と・・・
やはり公務員流サラリーマン道は「知識と経験」と、あとは「勇気」なのだ
やはりそこに帰らねばならない・・
と、長たらしい月並みなコメントを書いていたのでは鯵庵らしくない?
世間は押しなべて月並みか???鯵庵(30.4.3)


by ajiankyoto | 2018-04-02 21:39 | おとこ編 | Comments(0)