雛祭りは桃の節句/清明の頃

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早咲き種のソメイヨシノが花見の中心になるまでは、
そう、昔はやはりモモの方がサクラより早く咲いた
春は桃から始まった
岡山の友達は桃の花の満開を投稿した
桃の節句は健康と厄除けを祈るもの、上巳(じょうし)節句と言った
一方、丹波に帰ったチームのどんこ氏から餅が届いた
餡餅やらよもぎ餅やらである
もちろん孫娘に送ってやるためである
実は4月の雛祭りだという

雛祭りは節句だから3月3日と決まってる、が
どんこ氏の里では〝月遅れ″で行事をする
草餅も雛飾りで言えば菱餅にあたる
太陽暦(新暦)になって3月3日では寒いし、花もない
ちょうど一月遅らすと、桃もサクラも咲く
4月の始め二十四節気の〝清明″の頃だから、子供は春休みだし一番都合の良いタイミング
ということで〝月遅れ″で祈り、祝う、のが合理的だということ

旧暦の時の風習は太陽暦になって、ほぼ大きくは1ヶ月のズレが出ている
雛祭りもところによっては旧暦でするところもある
ただ、現代は雛飾りはほぼ新暦(太陽暦)の3月3日に固まってしまった
例えば5月5日の端午の節も新暦で5月5日のままである、その方が要は一番気候のいい時
七夕は新暦では梅雨の真っ最中、一方仙台では月遅れの8月7日にやるのが有名だ
月遅れの最大の事例がお盆、お盆は7月15日、これも月遅れ8月15日でほぼ全国定着している

そんな自由な都合のいい換算が日常である
日本人の季節感や風俗・風習というものは自然の知恵があって成立しているものである
年中行事として定着するにはそれなりの合理性が要る
暦というのは暮らしやすさが命
ただ今年の3月からの気温上昇は少し違和感がある
本当は今が一番いい季節なのだ
だからスプリングという
鯵庵(30.4.5)

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by ajiankyoto | 2018-04-04 19:24 | | Comments(0)