ツバメは日本から来る


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京都の今年の満開日は3月28日で平年より8日も早かった
早くも遅くも約1週間のことである
過ぎてしまってから言う訳ではないが、花は毎年のこと、
そう騒ぐほどのことではない
京都気象台がツバメの初見を発表している、3月24日だった、平年より2日早かった
南の方から上がってくるのだから、当然だけど・・ツバメ前線というのもあるのだ

素人がちらっと調べてみるとツバメ前線は満開に前後してやってくることが分かる
桜が咲いて、田んぼを始める、そのタイミングなのだ
サクラの代表ソメイヨシノはクローンである、だからほぼそろって開花する
ツバメはオスが数日早くやってくるということだ、その後家族になる一団がやってくる
その間にやっと人の目に触れる、今年もほぼ今頃の筈だ

ツバメはオンとメンの遺伝子を受け継いでいる、個性的でもあるが一羽ごとの命なのだ
それゆえか、日本に来るツバメはびっくりするほど減ってきている
日本で暮らす子育ての頃が一番危険だ
イタチや蛇やカラスに狙われ続けている
ツバメは戦うことを放棄した鳥なのだ
だから人の近くでしか生きていけない
廃屋の村でもサクラは咲くしカラスはいるが、ツバメはいない
過疎こそはツバメの天敵なのだ
一番の原因はそこにあるのだ

都市のツバメは開けっ放しの駅や24時間営業のスーパーなどによってくる
だが、駅員や警備員は今年は巣を作らせまいと躍起だ
街中でもツバメが暮らせるところが極端に少なくなっている
日本で子供を育てるツバメは日本の鳥だ
ツバメは南から来るのでなく、日本から来るのだ
我らもむかし田舎から出てきた
後を追ってきたツバメぐらいは最後まで守ってやりたいものだ
鯵庵(30.4.6)

Commented by uyamuyadou at 2018-04-07 11:37
なるほどなぁ。
ツバメの事情......
興味深いお話でした。
鯵庵さん、いつも興味深く記事を拝見しております。
ありがとうございます。
by ajiankyoto | 2018-04-06 08:00 | 都市 | Comments(1)