吾亦紅(われもこう)につっこむ/吾亦紅⑴

b0355451_17263713.jpg
ワレモコウという植物がある
バラ科であるが、秋目立たない赤い花が咲く
それを漢字で書いて「吾亦紅」とする
その謂れには諸説あるが・・意味の分からない名である
「わたしもまた赤い」が直訳である
歌謡曲に「吾亦紅(われもこう)」という曲がある
シンガーソングライターすぎもとまさとの曲である
亡くなった母に親不孝を謝る歌詞である
なかなかな名曲であるしファンも多い

ただ、少し余計なセリフが入っている
その母に今は少し威張ってみたいという
"来月で俺離婚する・・・(イコール?)・・始めて自分を生きる"
だから、この曲を好きな人が多い
それはそれでいいんだろう
親不孝を詫びる気持ちは多くの人の本音なのだから
だがここにこのセリフが入ると、離婚しなかったのが親不孝に聞こえる
しかも、来月に離婚するというが、予定投稿じゃあるまいに・・
遅いだけで失敗だ、そんなこときっちり離婚してから言えと・・突っ込みたくなる

それにしても離婚が親孝行だというこの息子とこの母はどういう親子なのだろうか
いや本当に何を謝っているのだろうか?
それほど母がへばりついても守ってくれていた家は今は従兄弟(他人)が住んでいる
そして、今になってやっと妻の束縛から逃れて・・自分を生きる???
あるいは相続の失敗・・かもしれないが歌謡曲の涙の色が他とは違っていそうだ
舅・姑が死んでも結局嫁は今までも自分を生きて、別れた後のこれからも自分を生きることになりそうだ
こんな歌を家族で平気で歌ってる馬鹿馬鹿しさと、哀しさに気づいたらかえって寂しくなる
ともかく今は自分を生きるとは何だろうかと我々に考えさせられる歌ということで終わります
なおこの場合の吾亦紅とは"私も花の中に入れてや"という意味である

写真は高千穂の神楽(何故か延岡の破れ饅頭)
鯵庵(30.5.19)

[PR]
Commented by uyamuyadou at 2018-05-19 21:19
いつも興味深いお話し、楽しみに拝見しております。
ふと、5/18の上御霊・下御霊神社のお祭りに関して、深いお話をご存じでは?と思いました。子供の頃は、毎年・下御霊神社にお参りしていたこと、心深く残っております。
生き神様・菅原道真公の北野天満宮がありますが、この上・下御霊神社は京都の歴史にもっと深い何かを感じてしまいます。
何か、ご存じのことがあれば是非聞かせていただきたく、コメントいたしました。
個人的な勝手なお願い申し訳ございません。
by ajiankyoto | 2018-05-21 11:08 | 家族 | Comments(1)