2018年 06月 20日
半夏生の勧修寺/大岩街道
特色は葉の表面が真っ白に変化することである
したがって半化粧などと言われたりする、カタシログサと言われたもする
ドクダミに似た匂いもするが生薬としては用いない
花は穂のような花序、夏至を過ぎる頃から花をつけ葉の表面が白くなる。ということで、
名前がハンゲショウ(半夏生)として名が通ることになった
建仁寺(けんにんじ)の塔頭(たっちゅう)ではこの時期に合わせていつもは拝観できない庭を有料で公開するのが定着してきた
大勢の観光客と言うことだが、が、路地小生まだ、調査が出来ていない
それとハンゲショウには悪いけれど・・この花を主役に見立てて見るにはもう少し悟りか仏心が要るような気がする
それでも半夏生を見てみたいという人は
嵯峨の大覚寺に行けば大沢池の口のあたりにハンゲショウのほぼ自然な清楚な姿を見ることが出来る
池の傍を散策しながら見るのに丁度いい
もっとという人には山科の勧修寺を勧めることにしている
青一色のアジサイは見事だし、氷室の池のスイレンと一緒に群生するハンゲショウを見ることが出来る
時々ウシガエルの大きな鳴き声が聞こえる
小雨降るのがいい、梅雨なればこその風景である
拝観料はいるが、植物園で見るよりも自然である(手間をかけている言う意味)
そういうところが拝観料を取るお寺のいいとこだと思う
花の季節が終わりかけると、時々ハンゲショウの苗を分けてくれたりする
仏と一緒に花を見ることだ出来るのを花の寺と言うべし
鯵庵(30.6.20)
blogの更新を拝見して少し安堵しております。
京都は東日本大震災の時の東京と同じ震度5強でしたのでびっくりしました。
しばらくは余震にご注意のうえご自愛ください。