2018年 09月 14日
八幡大菩薩その2
その元は九州豊前の国宇佐八幡宮の八幡(やはた)神
この地方は古くから銅の山地で、鉱業と鍛冶の神様であったようだ
豪族宇佐氏の氏神であったという
749年聖武天皇の時代に東大寺大仏建立にあたって突然「託宣(たくせん)」を下す
「日本書紀」や「古事記」には現れなかった神でもあるが、「続日本紀」でヤハタ大神として出現する
聖武天皇の大仏の成功によって、国家の崇敬をうける神となる
国家の鎮護と仏教の守護をする神としていた
天応元年(781)第50代平城京にいた桓武天皇の時代に八幡神(はちまんじん)に「八幡大菩薩」(はちまんだいぼさつ)の神号を贈った
我が国最初の神仏習合の神となった
鯵庵(30.9.14)
by ajiankyoto
| 2018-09-14 17:42
| 地蔵菩薩
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