葬式のレール⑺僧侶の役割

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人は皆、数多くの葬式を見てきている
ひょっとしたら自分の時の参考になるかもしれないと思う
だから、葬儀は進化してきた
葬儀屋に言わせれば客の望みに近づけてきた
その気持ちはお寺さんと言われた僧侶も同じだろう
僧侶の数が故人の偉大さを代弁するとはだれも思っていない
が、引導役の僧侶の位や衣装が葬式の演出をしてきた
逆にその気持ちは葬儀屋も同じだろう
大きな祭壇ほど熱が入るのは当然である

火葬式や直葬で戒名や引導に僧侶が関与しないのは伝統的な葬儀でなく
故人の意思であったからと言って正しい葬儀ではない
と、各地で僧侶を職業とする団体が格安葬儀を牽制している
ならばとばかり、
火葬後の自宅で小規模ながら正しい葬儀をしてやろうと提案している
それもいいだろう
そういう形も自然だし昔からある
そんな時こそ僧侶の存在は遺族の救いである

確かにホールや斎場を使わなければ経済的な負担は小さくなる
その上で僧侶の分をケチらなければ正しい葬儀であるというのは余りに手前みそな話である
極端に言えば宗教的脅迫だと思う
葬儀の僧侶は霊媒師ではないはずだ
我々より数倍も俗っぽい生活をしながら言うことではないと思う
火葬はどんなに短時間であっても故人にも家族にも一番の宗教的行為だと思う
だから小生は、軟(やわ)な気持ちで火葬に同行してはいけないと皆に言う
鯵庵(30.11.11)

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by ajiankyoto | 2018-11-11 18:06 | 地蔵菩薩 | Comments(0)