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啓蟄の頃(平成31年)

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啓蟄(けいちつ)というのは、難しい字を書く
二十四節気の一つで春分の前約2週間を言う
毎年で言えば3月6日くらいだ
”陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴を開き出ればなり”と啓蟄の意味を紹介している
結局(今までは)積雪がなかったという、今年は暖冬で少し季節が早い
田舎暮らし10年のどんこ氏から、絵手紙が届いた

便りによれば、腰が痛いという
それでも・・家庭菜園のミニ耕運機を使い始める頃としている
耕運機にもたれなながら腰を延ばす
人間も"ちじまる虫、腰を延ばすなり”という便りである
この菜園を耕すに天気がよければ休みながらも一日の作業である
ただ、土は温まっていなく、冬眠の蛙がコロコロ出てくる
眠りが覚めず上手く逃げられないという

都会の人にはわかりにくい季節感である
光が先である
・・が
その後で、→気温
→地温
→水温
→ 体温の順に
春が感じられるということだった
鯵庵(31.3.4)

by ajiankyoto | 2019-03-04 10:02 | 翁草 | Comments(0)