2020年 04月 19日
麒麟が行った

美濃の侍だった明智光秀は信長のもとで出世して
近江坂本、丹波亀山(亀岡)、同じく福知山などの領地を治めた
時代の変わり目にふさわしく、領地経営というものに長けていた
だが、光秀は不遇の人である
もう数十年も早ければ主殺しも世の常だったろう
天正というのは下剋上が信長によって収斂されてきた時代のことである
光秀の関わりのある各地の宣伝が始まっていた
そんな時に、コロナ騒ぎである
光秀は有能な官吏で信長政権の京都奉行も勤めていた
京都行政に長けていたが、こともあろうに京都で信長を討った
それなのに京都勢力を味方につけることが出来なかった
その歴史的事実の方が大きい
光秀の心理は謎ではあるが、解けない謎でもあるし
さして、改めて解く必要のない謎である
光秀のなしたことはその結果は重大である
歴史が意図的に動いた一つの大きな事例である
大河ドラマの種がつきて、陰性の人をドラマの主人公にたてた
どう考えてもだ、光秀を麒麟に例えるのは余りにも無理がある
小生には何の発言権もないが・・またがちがちのファンには申し訳ないが・・
ここのところ速やかに中止するのがいいと思う
何がって・・今年の大河ドラマである
国民にここしばらく緊張感が必要な時にこの大河ドラマはあまりにも向かない
光秀研究は国民の気持ちを明るくしない
NHKにも大河ドラマにも向かないテーマだった
NHKは所帯が大きいのだろうね
報道と娯楽は人事交流もないのだろうね
それぞれに仕事を与えてそれぞれが自分のために仕事をする
空気が読めない組織になる
大河ドラマを呼んできて、町おこしが成功するとすぐに味をしめる
だから、地元の町ではこんな時でもそのことに必死で働いている人がいる
緊張時の行政は人の気持ちを収斂させる必要がある
霊獣「麒麟」はいいとしても「光秀」では具合がよくない
テーマと出演者をそっくり入れ替えるなら面白い仕事ができるかもしれない
それぐらいの力がないといつか緊急時の報道に説得力がなくなる気がする
鯵庵(2.4.19)
確かに、何故「麒麟が来る」なのかサッパリ分かりません。
麒麟に失礼だと。処で、このドラマ何処までやるのか?
光秀にとっては、信長の首を取るのが一番だったと思うのですが、信長の首を取る尖鋭部隊が当然いたハズなのに、首が見つかっていない、秀吉が書かせた「信長公記」にもその記述がない。一説には信長は傷を負っても近習によって抜け穴を通って逃げたという話もある訳です。
本能寺と同じ宗門のお寺で、富士宮市の西山本門寺が有ります。其処には信長の首塚があります。ですから本能寺の変の後も描くかどうかだけが私の興味のある処です。
まぁ~大河は嫌いので高校の時より見ていませんが。
冗長な文ですみません。