2021年 05月 09日
葬式のレール(25)墓との距離(その2)
何百年の清算と縁切り料である
そうでないと墓地管理者としての改葬の承認状を発行してくれない
改葬は法律に基づく手続きであるからだ
それならどうすればいいか?新しく自分の墓を作るのが手だろう
それは永久に改葬の必要のないところに・・
樹木葬については以前に何度か書いた参考にされたし
先祖の墓も守(もり)しないで自分の墓を持つのは・・
先祖や親に大不孝だと思う人はやめたがいい
納得ができなければいくら作っても記念碑にならない
だから、今あなたの心の隙間を埋めるように多くの自治体やお寺が合同葬を進めている
都市で子供のない人や未婚の人たちをターゲットにした営業戦略に変更をしている
自分の墓を守(もり)してくれるのは自分の子供達だという一番大きな信念が崩れつつある
そのことを知って選ぶべきである
ご先祖なのである
残念ながら、”楽しく苦しく精一杯美しく生きた”あなたではない
どうせ知らないなら・・会いに来てもらえる墓を選ぶべきであると思うのだが・・
これからは結婚しない人にも優しい墓でないと流行らないと思う
いずれ魂は気化して、残るのは土と水だ
所詮都会の人は都会が墓場だ
鯵庵(3.5.9)
by ajiankyoto
| 2021-05-09 14:04
| 葬式のレール
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