2021年 08月 12日
マスオさんは大阪弁を使わない

人は頭でものを考える
のだが、それは言葉で考えることなんだ
自分の持っている言葉でしか考えられないということ
我ら近畿の人間は京都弁や大阪弁などなど、いわゆる関西弁でものを考えている
言葉に似合った考え方をしているという
どうしても関東地方の人と考え方に厳然たる隔たりがある
大阪人が東京に行ったって言葉を直そうとしないのもそれゆえだと思う
反対に東京の大学で学ぶと大阪弁を使わなくなるマスオさんみたいな人も増えている
そのためか大阪や西の出来事は関東にとって検討の対象になり難い
今年5月の大阪での医療崩壊の経験など活かしようのないことになる
こちらはこちらで違ったやり方で行く
政府や東京がそういう気持ちになるのは仕方がない
それも経験の活かし方だと評価すればそれでいいかも
関東の施策を決めるのは官僚語という共通の言葉を持っている人たちが決める
時に東京都施策を一緒にし時に袂を分かつ3県の知事は奇怪だが
この4都県は江戸(政府)が広がった街なのである
共通の言葉を持っている
医療崩壊という言葉もアクセントが違うし、
考え方を方を変えるとアクセントが変わる
あるいはまた新しい考え方は新しい言葉を作って行くのだが・・
コロナのこの場合にも言えるかどうか
地方から都に言葉が伝わるには年月がかかる
都から地方に言葉を伝わるのは権力次第であるのは間違いない
そう思うことがすでに関西弁の考え方かもしれない、な
鯵庵(3.8.12)
by ajiankyoto
| 2021-08-12 12:40
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