2022年 01月 06日
夫婦の歳の差(前)
漂々と生きる老剣客秋山小兵衛は60歳と少し、連れ合いのお春は20歳と少し
40歳の歳の差がある
その代わり男も60歳だと墓場が待っていたともいえる時代の話である
今年もよろしくと媼(おうな)役の家内が言う
70歳も過ぎた翁(おきな)役の小生、こちらこそ云々・・・
正月だから、昼酒をいただいて昼寝した
夢を見たから、初夢だったのかもしれない
自分が再婚する夢である
届をするのに相手の年令を算式で書け、と役所が言うのだ
3っつ違いだと家内が横から言う
そんなおかしいことはない
家内と再婚する筈がない、それなら初夢ではなく悪夢になる
夢の中で作った方程式である
〔相手の年令=自分の年令÷2+15〕でどうだと言った
仮に50歳なら相手は40歳、年の差10歳である
60歳なら相手は45歳、年の差15歳である
70歳なら相手は50歳、年の差20歳、となる計算だ
今時の女性側の状況を勘案して?
初婚を30歳の時に同じ歳の女性と結婚したとして
その時を歳の差0にすることとした
式の根拠はそれを直線で引いただけである
30歳以下では逆転現象が生じるのも面白い
歳の差はあくまでも人生を共にできる可能性の中での最大値である
夢の中で区役所の窓口の閻魔さんみたいな顔をした人に説明している
こちらには長い間かけてきた年金という宝物がある
芸能人感覚で行けばこれぐらいの歳の差贅沢ではない・・と
も一度ことわっておくが夢の話である、しかも再婚の話である
仮に名付けて、「再婚艶福式」とでも言おうか
世の女性も、夫の遺産(ほぼ年金のこと)で残った人生を少し長く楽しめるかもしれない
男がいくら強がっても妻を守ってやれるのは自分が生きているときだけである
年金はいくらもらえても子供には残せない・・のだから妻の座は大きい
番(つがい)になってしまえばなんぼ年月が経っても年の差は変わることはない
この項続く
鯵庵(4.1.6)
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nyankai at 2022-01-07 10:44
経済力があって、優しい年上の男性と結婚し、見送って、その経済力で、若くて才能のある男性と再婚して、若さをもらいながら、その才能を育てるのが理想と聞いたことがあります。一理あると思います。
これ、そのまま男性側からも、良いですよね。
これ、そのまま男性側からも、良いですよね。
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ajiankyoto at 2022-01-08 08:54
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at 2022-01-08 14:41
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by ajiankyoto
| 2022-01-06 15:19
| 新しい生活
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Comments(3)