2022年 01月 17日
説法

精一杯嫌いな男性を侮辱する言葉に「ハゲ」と「チビ」がある
ただ、チビは性別、年代に関わらずであるのでインパクトが弱い
ハゲ、この言葉を女性が言うと多くの男性が傷つく
ハゲにハゲと言ったのだからと、それぐらいのこと・・と女性陣は言う
実は昔からいかに効果的に相手を凹ますか、は歴史がある
いかに汚い言葉を使うかと実践研究している国があるくらいだ
ゲバである、要するに言葉の暴力だが、言葉に言葉を返しているうちは殺し合いにならない
とも言える
女性に「このハ~ゲ~!!」と言われたら男性は「このアマー~!!」と言い返そう????
海女ではない、・・仏門に入った女・・比丘尼(びくに)のこと
身を持ち崩した比丘尼のまた成れの果てのことニァリーイコール売春婦のことなのである
意味が分かれば大変失礼なことになる・・猛反発となる
時代劇でも今は死語になる
尼に尼と言ったのではない、尼でない人に尼と言ったからである
二段階の言われなき蔑視の極端な例になる
歴史は言葉をきれいにしてきたが、世の中がきれいになったわけでは必ずしもない
売春は当時でも悪徳行為であった
ただ、男女の情の赴くところはそれに限った話ではない
今になって不倫という化け物のような言葉が幅を利かせて何でも不倫である
愛や好意が美徳であると言われるこの世で不倫とは物騒な話である
浮気したことがない男はいない筈なのに少し方向がズレたら不倫になる
恋愛は自由なんて世間が言うてるのに
その世間が他人の"不倫"となったら目くじらを立てるのはやはりおかしい
同じ不倫でも命がけの不倫はもはやできない
仮に命がけの不倫があったとしたら不倫もできない奴バラはもっと応援すべきである
カマキリのオスは死ぬ覚悟ががないとメスと交尾できない
メスカマキリはオスカマキリを食料としてしか見てないから絶対に逃すことはないという
「このアマー!!」と言われる女性はメスカマキリみたいなものでもある
メスカマキリはどうあるべきかというのはカマキリの倫理である
倫理というものはそんなものである
だけど人間はもっと自由であるべきである
少なくとも男女共に生きていける限りにおいてである
互いに正しく生きていけるのが倫理である
女が男の食料であったことはないし、その逆もない
間違いなく違う倫理で生きている
不倫とは節操のない単語である
ハゲは治らないけど、不倫はいつもいつか治ると・・
本当の尼さんが言ってるのが面白い
鯵庵(R5.1.17)