2023年 02月 11日
(6)始末のつけ方

年寄れば自分の”終活”に悩まない人はいないだろう
何をしたらいいのだろうかと言うのがその最大の悩みだ
自分の人生の始末をつけるにはそれなりの見識がいる
だが、生きている間なら自分で考え自分で修正できることができる
他人が口を出すことは厳禁である
一番大事なことは??
一人で暮らす覚悟をすることに早く気づくことだ
その次に大事なのは
そのためには、一人で暮らすことをできるだけ遅らすことだ
二人でもしくわ家族とできるだけ長く暮らせる工夫も必要だ
夫婦であればケンカしないことが第一である
一人ではないと思えるのは夫婦に限られる
当たり前のことではあるが・・
夫婦は対等に互いの人格を尊重できることである
いずれどちらかが介護が必要になったとき
適切に介護されたり介護したりするには
双方に正しく相手と世間を理解できる力が必要なのだ
パートナーの存在が自分にとってメリットがないと思ったとき
介護ほど苦痛なものはない
夫婦愛は愛情だけではない、感情が打算を纏っている
扶養という普遍的な行為に対する認識も必要なのだ
家族がいるのに家族がないということもありうる
そうでなければ、一生できる仕事が欲しい
がそれも、文化度の高いものに限られるとしたら
一庶民には無いものねだりである
社会とのつながりの続けるのもいいが逆に迷惑をかけることもある
病気が進めば一人で生きるという計画も当然叶わなくなる
夫婦は一生の最小にして最大の単位でもある
鯵庵(R5.2.11)
by ajiankyoto
| 2023-02-11 08:00
| 昼寝の寝言
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