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(14)孤立死

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「各各方(おのおのがた)・・」というセリフは今は使われない
個人は社会とのかかわり方や距離を自ら選ぶことができる
各自勝手にというときは”各各(おのおの)”である
家族と一緒に暮らすその煩わしさを避けるのも生き方の一つである
ただ、そのままであれば・・・独り暮らしが増える
一人で生きていくことと、あえて関りを拒絶して生きていることは違う
一人暮らしは死に方が難しい・・・??

誰にも気づかれず一人で死ぬことを孤独死と言ったりする
それも含めて役所用語では孤立死という
家族や社会から孤立した結果として、
場合によっては死後も長期間放置されることを言う

孤立死は、屍として他人に発見される世界である
臨終に医師が立ち会わない限りいかなる場合も検死が必要だ
同時に身元確認が行われる
身元が分からなければ「行旅死亡人」(行き倒れといった)と同じ
葬式をしてくれる人すらいないのだ
自治体のお世話にならなければならない
たとえ身元が判明しても引き取りは拒否される場合もある
それがそんな場合は「無縁死」とも言われる

究極の寂しさは葬式である
社会との関わりが火葬で終わる
葬儀屋は告別式をしないで「火葬式」といったりする
所有者のいない遺骨となる可能性が大である
鯵庵(R7.8.20)

by ajiankyoto | 2025-08-20 08:00 | 昼寝の寝言 | Comments(0)