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2.離婚の歌

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♬くやしくてくやしくてあーくやしくて
♬思い出すのもたまらなく辛いから
♬故郷に帰りますたったひとことさようなら

ズバリ「離婚」という歌がある
勝手に想像するにこの主人公はまだ30代後半から40歳代前半ぐらいか?
まだやりなおせる年代と見たからである

離婚のことを世間ではバツイチという
仮に二度も離婚すればバツニで小さくも勲章ものだ
もともと”おんな三界に家無し”というぐらいだから
家を出たらまず住むところに困る
私はバツは2回までにしておけという意味だよと駄洒落にしている
歌謡曲では帰るところは故郷にというのが無難なところだろうね
実家と言ってしまうと生々しいし、
迎えに来てもらうのを待つようで独り立ちを目指す女子の沽券にかかわる

だが、本当に辛いのは子供や親の目であろう
孫もいる私の妹はある日突然別れたと報告に来た
私の近所の爺さんは嫁に行った娘が孫を連れて帰って来たと喜んでいる
それでいいのだが、経済的援助ができるからそれが言えるのである
爺さん、それでも孫の父親の代わりは出来ない
が、”死後のことまで心配する必要はないのでは”と私はアドバイス?している

バツイチのバツは除籍のことだ
戸籍の名前を消すのではない、バツをつけるとことが所以である
だから初めての離婚でも除籍は2度目の経験になる
結婚したときと離婚したとき、2度バツが付く、実は”バツニ”などである
屁理屈は別にしても
結婚しても離婚しても、同時に新しい戸籍ができる
しかも離婚は戸籍筆頭人となる
祝福すべきはこっちの方である、その方が意義がある
自慢する気があるなら自立した女性として胸を張るべきだろう

ただ、家賃も税金も年金も健康保険も自分の力で払っていかなければならない
子供連れなら、何かと臨時費用もいることだろう
新しく仕事を見つけるとしたも1年2年はかかる
2年や3年は食いつなげるほどの預金通帳は持ち出すべきである
互いに悔しさだけが残るのは引っ付くより離れる方が手続きが多いからだ
せめて、話し合いの前に現金(預金通帳)だけは確保しておけば
男と言うものは金は返せとは言わないものだ?

どうせ理不尽なことばかりだ
♬つきぬ想いを胸に秘め
♬離婚する身のやるせなさ

歌はロス・プリモス(1991/作詞三浦弘氏)
くやしいが別れた方がまだましだと信じて歌う歌である
鯵庵(R5.5.27)


ブログテーマ:【今年は5月8日】母の日
by ajiankyoto | 2023-05-27 08:48 | 歌謡曲 | Comments(0)