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6.紅とんぼ

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赤と紅とはどう違うのだろうか
赤とは茜(あかね)で染めた色、最も濃いのを緋色と呼ぶ
紅とは紅花(ベニバナ)で染めた色、最も濃いものをから唐紅(からくれない)と呼ぶ
朱も赤でであるが、これは漆塗りの朱のように少し黄ばんだ明るい赤を言う

トンボの先生によるとアカトンボという名のトンボはいない
普通はアキアカネのことを言うし、間違ってウスバキトンボのことをそう呼んだりする
・・・らしい

歌手ちあきなおみは今どうしているのだろうか・・ね
30年ほど前に夫に死別してその後一切の芸能活動をやめている
だから、もう今の人は知らないだろう
「矢切の渡し」もよかった
歌に感情があるならその感情を声と歌と表情で表現できる歌手だった
夫が俳優をやめて歌手である妻のために尽くし
その夫が亡くなったら歌手も何もかもやめる
夫婦で一人の人格みたいなものだね
そんなことができる芸能人って他に知らない

話が支離滅裂だね
♬だからほんとよ故里(くに)へ帰るの
♬誰ももらっちゃくれないし
♬新宿駅裏紅とんぼ思い出してね時々は・・・
1988年(S63)吉田旺の詞である
あえて言えばこの年青函トンネルが開業した

この曲、ただただ聞かせる歌である
新宿駅裏ということで必然的に浮かぶたたずまいというものがある
知っている人も知らない人も勝手にイメージすればいいし
日本全国にまだ小さな飲み屋がいっぱいあった頃だから
男はみな自分に置き換えて想像すればいい

どうして紅とんぼという店の名にしたのかな?
童謡「赤とんぼ」は赤とんぼと書くだから、区別して紅とんぼにした・・・?
どうせ、アカトンボという名のトンボはいないのだから
ちあきが歌えば本当にあるような気がするから不思議だ
思えば、30年ほど前にはみんなにこんな店があった
鯵庵(R5.6.1)

by ajiankyoto | 2023-06-01 17:48 | 歌謡曲 | Comments(0)