2023年 06月 14日
13.嫁に来ないか
1976年(S51)新沼謙治唄う
♬しあわせということば ぼくにはキザだけど
♬嫁に嫁に来ないか
♬からだからだひとつで
(阿久悠詞)
別に不思議なことではない
私たちもそうだった
みんなそうだった
小さな結婚式だった
だけどほんまもんだった
確かに世間が狭かった
でも、結婚するのに
嫁と言われるのが・・どうだとか
そんなことを言う人はなかった
家と家との結婚なんて思ってる人はいなかった
ただ、二人の意志だけで結婚できるなども思ってはいなかった
それからゆっくり二人で世間を広げてきた
先のことは分からないまま、ながらも
結婚は雨の日に妻や子を守ってやる覚悟だと思っていた
例え出会いがしらのことと言えど・・・
「嫁に来ないか」と言えたあの時が一番男らしい瞬間だった
男にとって、「嫁と言われて」と喜んでくれたことが一番うれしかった
それが花嫁である
それが互いの人生の始まりだった、と今でも思う
鯵庵(R5.6.14)