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カテゴリ:家族( 75 )

乙女には水無月

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京都では6月に入った途端、町内の和菓子屋でも「水無月」「みな月」を売りだす
水無月は水の月、旧暦の6月のことを言う
旧暦だったらたしかに夏の気でむんむんするときである
水無月(みなづき)とは外郎(ういろう)に小豆のせ、三角形が特徴の菓子である
白いういろう(外郎)部分は氷に見立てたものと言う
宮中では氷、庶人は水無月の菓子と言うところである
涼しさを楽しむだけでなく「夏越の祓い(なごしのはらい)」の神事に関わっている

実は京都人は自分のところで作ることが出来た
格好のいいものでなかったかもしれないけれど、食い応えのあるおやつだった
あのボリュームには意味があったのだろうね
魔除けだとしたら意味が分かる
やっぱりこれもクックパッドにもちゃんと載っています
上手に出来るかどうかは別にして、

季節のことが出来るお母さんはきっといいお母さんなんでしょうね
日本の少年・少女にはお好みの味だと思う
お母さんの水無月で育った乙女はいいお母さんになれるはずです
写真はみなづき
鯵庵(1.6.18)

by ajiankyoto | 2019-06-29 21:23 | 家族 | Comments(4)

男の実家

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昔から言う、今まだ気になっている言葉がある
「実家」とは何だろうか
国語的には"自分が生まれて育った家のこと"である
もう、それでオーケーなのだが・・なら、実家の反対語は何だろうか、と言えば
婚家だったり養家だったりする
法律家は「実方」と言う、「従来から属していた家を言う」とある

昔同窓会の連絡先名簿にいつまでも実家と言う表現があった
連絡先のベースキャンプだろうけど・・が
なぜならば、現住所だけでいい筈だ
だがしかし、仮に子供連れの女性が実家の住所になっておれば
それは離婚して帰っていることになる
男性の場合はどうなるかということである
帰省先というぐらいの意味になるのだが、人によっては「寄生先」という方が当たっている
その寄生先を出ない男たちが増えているらしい

俗に「女三界(さんかい)に家無し」という
女性は一生の間、身を落ち着けるの場のないことを言うというが
実家がなくなった時こそが三界に家なしだと思う
離婚して実家におるなら三界以外に家があったということだろう
あるアンケートが載っていた
実家暮らしの男性と結婚するかという問いだ
20代+30代の独身男性の75%が実家暮らしだそうだ
同じく実家暮らしの働く女性からからも特に気持ち悪いと言って嫌われるそうだ
両方の実家の親も気持ち悪いと言っていた

男が実家におっても何の役にも立たない
イヌやネコの方がましだと実家男のこの親父が言う
65歳以上の父親が離婚暮らし、それなのに息子が寄生するという
三界に家がないのは男の方だろう

友人親父のこの憂鬱にどう答えればいいんだろうか
鯵庵(1.5.26)

by ajiankyoto | 2019-05-26 08:26 | 家族 | Comments(0)

家族の中の鬼

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このブログで家族のことを少し書いている
家族と他人とを同じ枠で考える人もいる、と書いた
しかし、厳密に言うと家族は他人と作るものである
家族の最小単位は夫婦であって、夫婦は残念ながら永遠に他人なのである
かといって、父と子だけ、母と子だけが家族ではない
爺(じじ)、婆(ばば)だって家族である
夫の親も、妻の親も家族である

元同僚A氏は早くに離婚した
母親と自分をどっちを選ぶのかと言われた
それで離婚の決心が出来たという
理由は"同じ問いかけを何度もされたのではたまらない"・・だ
母親をほる訳にはいかなかったけど、子供は残った
しかも、どちらを選んでも同じことになっていた筈だという

逆に、親がそんなことを子供に求めたら破滅である
親は選ばれなくとも親であり、自ら天秤にのるものではない
親が子を思うような気持ちを「惻隠の情」という、と前にも書いた
ところが子が親を思う気持ちには定義がないし、他人が思う気持ちにも定義がない
聞いたり、確認すれば本当に藪蛇になる
A氏は早くに離婚が出来たことを後悔しなくて済んだ

その逆もあるだろう
B氏のこと
B氏の家は娘と孫について娘の夫がちょくちょく来ていたが、
その夫が来なくなったのを聞いてみると、離婚したという
年寄夫婦に娘が可愛い孫を連れて居ついた
仕方がないが・・何も不満はないというB氏は言う
きちっと別れて帰ってきてくれるならそれが一番だと本音を語る
確かに他人のいない家族だから、何事ももめることは少ないのかもしれない
だがしかし、孫がだんだん大きくなってきて今度は自分B氏だけが他人である?怖さも感じるという

家族の中の他人(鬼)を段々排斥して家族を小さくする
そういう気持ちがおこってくるのが自然なのかもしれない

男は子が出来た時に一家の主になる
それと同じことを妻たる母がする
自分を中心とした自分の血縁関係だけで家族を構成しようとする
それが結末なら、行きつくところに家族の哀しさが見えている
家族も落ちて熟したのでは値打ちがない
鯵庵(1.5.26)

写真は「太陽のタマゴ」、宮崎県でお世話になってる人にお土産にもらった・・ブランドを作り守ることが一番大事なことである・・が

by ajiankyoto | 2019-05-25 08:13 | 家族 | Comments(0)

出会いと縁の違い

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5代将軍綱吉の母桂昌院にあやかって今宮神社に"玉の輿"を祈願する
絵馬の話である
”この人と結婚したいと思える一途でかっこよくて経済面もよくて最高の男性と付き合って結婚してとても幸せな家庭を作りたいです。その人に出会って付き合うのは1年以内にお願いします!!○○○子”
これだけのことを絵馬に書き込むには相当な時間(根性)がかかる
端的に言えば"欲どおしい”が、まだ期限を切っているあたりが神社の都合を心得ている
神社のお札の有効期限は1年である・・だとすると絵馬も同じだろう
余り欲どおしいと裏向けにされるが、ただ、神様は苦笑いで済ませてくれそうだ
どうせ何回も期限切れになる

今日も神前で結婚式があった
貸衣装と写真館がセットだから、白無垢の角隠しをしていた
結婚しても夫を信頼し、また助け合いながら健気にたくましく生きなさい
そして、これからやってくる多くの不満と不幸を力いっぱい乗り切ってください

実は、小生が後ろから柏手して直接端的に神様(大己貴命・おおなむちのみこと/大国主神のことである)にお願いしておいた

神話によればオオアナムチノカミはスサノヲの6代の子孫であったり、スサノヲの子であったりする
スサノヲの住む黄泉の国から逃れてきて、国津神になったとされる
大国主の神(出雲の神)となった
古事記やら日本書紀などまとめて言えば大国主には6人の妻があった
初めの頃の妻、であり正妻の位置にいる須勢理毘賣(すせりびめ)は嫉妬深い女神だった
「神は男だから国ごとに妻がいる・・・が、私にはあなただけ」という歌を詠んでいる
嫉妬心を互いのために上手に使える女神であった
女神なのに人間みたいな気持ちを持てたと言った方がいい

それでなくとも女神は嫉妬深いことが当然だ
神と言えど結婚は子を設けることが重大な仕事になる
神々はそれぞれ血統がある
神が神とちぎって神を産んでいくのである
それが縁である
庶民の縁というものはただ接近したということである
実はそれをどう生かしていくかということが結ぶということである


「結婚を焦っているように見られるのが一番嫌なことだ」というのが結婚しない第一の理由だと言ってる評論家がいる
確かに、あの絵馬を書いた子は一方でそう思ってるような気がする
小生は思う、結婚は怖いという予感が当たっているのだろう
だがしかし、恐くない結婚は神様だってそう得られるものではない
神様は評論家ではない、素直にさえなればどんな人の気持ちも聞いてくれるだろう
ただ、出会ったことの縁を結ぶのはあなた次第である
そういえば、絵馬を書いた時の期待も"出会い系"と全く同じかもしれない
鯵庵(1.5.16)



by ajiankyoto | 2019-05-16 21:33 | 家族 | Comments(1)

バチか祟りか怨霊か

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新聞の人生相談も毎日となるとネタがなくなってくる
何年かで一巡りしてくると思っていい
答えがあっての相談だからだ
上手くそれにはまってくれるばかりではない

今回のは少し面白かった
60代の女性が先に死んだ母親の祟りで悩んでいるという
どんなことかと言うと外出の服に大量の鳥の糞がかかったり
その他訳の分からいケチがつくという
贅沢をすれば罰が当たるようで怖いと言う
生前十分な看病をしなかったと反省しているのはいいが
だから・・そのバチが当たってるという

どないしても生きておりゃ、バチも当たるし
バチが当たったと思ってもそれで済むもんでもない
相談の内容ぐらいなら、そんなもんバチにも値せんと言うてやるしかないのだが
怨霊などと言いだすと俄然面白くなる
そこまで行くと新興宗教みたいになって人生相談にならないのが問題だ

親の世話・看病、に限らず人の世話は十分でないことの方が世の常である
つもりはあくまでもつもりであり、それだけしかできなかったということだ
なお言えば、それはそれだけしかする気がなかったということと同じである
バチだ、バチだということは、言うなればバチ逃れなのである
怨霊信仰の原点みたいな話だ
子が親に祟るのも親が子に祟るのも暮らしているからである
親のバチならば親が生きててこそ食らうものである
生きて苦しんでいるときの怨念をしっかりと受けてやるべきである
それでこそが親孝行というものである

親は見たけど子には見てもらえない・・
それが一番普通になってきた
親の怨念より子の怨念のほうが怖い
そんな世が来てることこそ知るべきである
生きていることの覚悟のひとつである
と、小生なら締めくくる

・・・・・・ここまで来て・・いつも覗いていただける読者の皆様に感謝してます
そんな不都合な話ばかりでよければ下記も合わせてご覧ください
鯵庵(31.4.22)




by ajiankyoto | 2019-04-22 15:17 | 家族 | Comments(0)

草餅の頃(平成31年)


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どんこ氏からの草餅と便りが届いた
田舎暮らしもこの時期は忙しいという
田舎では、桃の節句を月遅れで祝う
月遅れだと4月の3日になる
因みに旧暦だと今年は4月の7日になる
4月の8日は花まつりでお寺の行事もある
入学式もあるし、学校も始まった
花まつりも学校も新暦である

農業は太陽暦(新暦)で行動をするので、サクラが目安だ
しかもこのあたりは開花予想の埒外である
おかげで桃とサクラが一緒に咲く
行事は月遅れ、旧暦、新暦織り交ぜである
二十四節気では晴明(4月4日)の気候である
ヨモギもツクシも摘むのに丁度いい
ということで、桃の節句は「草餅の節句」とも言われるぐらい草餅がつきものである

草餅は昔はハハコグサだったとあるが、今はほぼヨモギである
ヨモギは薬草の山伊吹山で有名である
漢方の生薬であるし、もぐさの材料でもあるということで、色だけでなく、邪気を払うために餅にも入れた
草餅もいろんな食べ方がある
子供にあんころ餅、大人は焼いてお湯につけてきな粉をまぶして食うというのもあった
どんこ氏の奥さんは今でもちゃんと餡を炊ける

街中にある丹波屋でもいつでも草餅も売っている、結構うまい
京都桂橋のたもとの有名和菓子屋のよもぎあんころは、やわらかいよもぎ餅を粒餡で包んでいる
こうすると高級和菓子になるから不思議だ
高級感が一杯になると餅をついたことのない世代がいつも行列している
それはそれでいい・・自然のものと一緒に暮らすのは鄙(ひな)の心である
ヨモギを摘んで、臼で餅を搗くこと自体が邪気を払うのである

都市では何でも得られる、食生活が豊かになってきたのはいいとしても、食い物に祈りを託すことは出来なくなってきた
新学年の始まる子供に節句のよもぎ餅を食わしてやろうという気持ちは我々の世代が壊してしまったのかもしれない
子供にも大人にも一番おいしいのは愛と祈りをつき込んだ餅に限る・・筈だ
桃の花の咲くころが草餅の一番おいしい時期だ・・
鯵庵(31.4.12)

by ajiankyoto | 2019-04-12 08:46 | 家族 | Comments(0)

灰色のハート(後)

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灰色のハート(前)または灰色のハート(中)から続く

人を好きになることこそ人たる美徳であると思う
本来のハートは血の色である
その中で男であったり女であったりするのだから・・
また、その中で人はどうやって生きていけばいいのかを迷うことが倫理である
人の悩みの底は複雑である
だから、人生相談は仮定でなければならない

回答者は迷いに対して諦めの助言は出来ない
そのくせ相談者は自分の答えを先に持っている
しかも答えが載せられない相談はそもそも採用されない
男女の現実はまた違うところにある
せいぜい自分で苦しめばいいことだろうけど、
実生活の方が仮の姿だったりもする
仮定の相談で世を欺いて生きていくのは苦しいことだろう
真っ赤な血が流れるハートばかりではない

人は引っ張ったってついてこない
せいぜい後ろから押してやることである
ただ、世の中親切な回答者ばかりではない
後ろから押してはやるが、受け方をまち間違えれば下手をすれば堀に落ちる
昔、何か相談すれば「あんさん、別れなはれ」というのがあった
今の世でも・・相談の9割はその答えが一番親切だともいえる
そうでないと相談になど来ない健気(けなげ)に生きている人が割を食うというものだ
きっと、答えはそっちの方に多くあるのだろう・・な

野生のサクラが好きだという人が増えてきた
鯵庵(31.4.11)




by ajiankyoto | 2019-04-11 17:23 | 家族 | Comments(0)

灰色のハート(中)

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(前編に続く)
逆に人間は40代・50代と年令とともに満たされないものがどんどん膨らんでいくものだ
それを言えば人生相談ばかりになる
そんな中でこの腐れ縁を切ることは"嫌程嫌い"になることしかないのである
好きであることと嫌いでないということはまるっきり違うのだ
嫌いでないだけにずるずる関係を持ち、嫌いでないだけにずるずる結婚し、
嫌いでないだけでずるずる子供を育てている
そういう男女が欲求のある若い時に知り合えば、必然的にずるずるとなる
ずるずるというのは自分だけが可愛い性癖なのだ
それはセックスの上での性癖でもある

言い換えれば、自分を大事にしてくれる人や夫や子供たちを本当に愛することの出来ない性癖なのである
だから、少々失敗してもその性癖が戻るものでもない
その点この男女に関しては浮気症とは別のものといった方がいい
切りたくなった特に切れないのが腐れ縁で、いつまでも切れなければそれは悪縁になる
しかも今回の罪は人を欺むく悪意がある
もはや神頼みであるが、縁を結んだ神のところへ行かなければならないくらいだ

男性の浮気は95%がバレて、女性は5%しかバレないという統計?がある
これは明らかに浮気を誘う男性側の意図が含まれている
別の統計?もある
男性の95%は女性の浮気を許す、女性が男性の浮気を許すのは5%だという
この数字には浮気を知って黙っている数字が多く入っている
実は女性の浮気のほとんどもバレているのである
女性がそれに気づけば浮気が減る可能性があるがそれは言わない方がいいのだろうね

この項続く
鯵庵(31.4.10)




by ajiankyoto | 2019-04-10 08:49 | 家族 | Comments(0)

灰色のハート(前)

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道を外れた時その道へもう一度帰って来れる力がないと、教えられない
と言われた
これ、パソコンの操作の話である

元へ戻すと言ったって、闇雲に逆走したらかえって具合悪くなる
これは、人生相談である
新聞に載っているような人生相談というものはほぼ仮定の話である
現実の話だとしても、本音の半分は隠されている
おかげで「不倫」という言葉も安易になった

今回の話はこうである
・・・妻子ある男性とずるずる関係を持っているうちに自分も結婚することになった
ずるずるの相手と別れ話をしてしばらくは・・・
子供もできて幸せなのだがやはり元に戻ってしまった
互いに家族を持ちながらあれからもう10年も続いている
不倫をやめたい気持ちがあるのに自分ではどうしたらいいのか分からない

どうしたらいいかって言われても、おそらく別れられないだろう
この道はバレなければいいのだから・・むしろ今までの成功体験が後押しする
回答者は「30代よりも40代は年令も加わって心も成熟していくのだから、その中で満たされない心を埋めていくすべというものを見つけなさい・・」
というのだが・・
(この項続く)
鯵庵(31.4.10)

by ajiankyoto | 2019-04-10 08:30 | 家族 | Comments(0)

仕合せになりたい(後)


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人生相談がやってくれる
この前は"自分らしく生きてるのに幸せになれない・・"だった
そっけない答えをするものだから
今度は"自分らしく生きるにはどうしたらいいのでしょうか・・"ときた
30代も半ばになってデザイナーを目指しているようだが成功しない
このまま夢を追ってデザイナーの道を進むか
自分らしくいきていく夢を捨てて・・結婚して子育てもしてみたい
というのが悩みである

両方の夢をかなえている人がたくさんいますよ、と激励の答えは一応は言わなければならない
されど、結婚というのは予定通り行くとは限りませんよ・・と
そこまでは、人生相談の回答らしいけど・・
相談者は結婚・子育てが誰にでも出来ているように思ってるらしく
せめて、こちらの方こそ難しいですよと言ってやらねばならない

夢なんて誰にでもあるのです
せめて、自分らしい夢にしたらいいのですが
夢であるということは一つの夢でも大変なのに・・
両方の夢をかなえられる人は計算の外です
どっちもつかず・・!?
と言ってやらなければならないのとちゃう
それと、やはり気づくのが遅かったのかも・・
鯵庵(31.4.9)

by ajiankyoto | 2019-04-08 08:30 | 家族 | Comments(0)