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昼飯の値段

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小生の外食(昼飯)の例である
「わらい」の大丸裏店、お好み焼き定食・焼きそば定食税込み810円
河原町丸太町「カツ丼 玄」、かつとじ丼、豚汁のセットで税込み800円
嵯峨大覚寺前「しぐれ茶屋」、にしんそば税込み780円
伏見納屋町「きらく」、酒かすうどん税込み780円、カレーうどん税込み700円
千本丸太町上がる「阿さひ」、衣笠丼税込み780円
「来来亭」河原三条の味玉ラーメン税込み778円
「ギョウザの王将」四条大宮、ラーメンと餃子1人前税込み756円、チャンポンとミニ餃子税込み756円、夏の冷やし中華税込み734円
伏見京町通大手筋、味噌ラーメンの田所商店 北海道みそラーメン 税込み756円
新京極四条上る「道場田ごと」、キツネカレーそば税込み750円
寺町京極「豚屋とん一」かつ丼とみそ汁のセット税込み745円
「熊五郎」京都駅ポルタのラーメン、キムチ・ザーサイ付きで税込み730円
「丸源ラーメン」京都南インター店、肉ソバ税込み702円
三条大橋東「篠田屋」オリジナル皿盛(サラモリ)税込み650円、ついでに中華そば税込み500円まだついでに衣笠丼税込み600円
「元町ラーメン」大丸西の本店、濃厚醤油ラーメン税込み650円
「吉野家」各店、アタマ大盛牛丼並とおしんこのセット税込み630円「すき家」のポークカレー税込み450円

サラリーマン時代から昼飯は一日の楽しみであった
会社におれば街角の弁当屋さん、外出の時は早い目に混まないうちにと
予算相応で、量も味も値段もメニューも適当な店にそう簡単にあたることはない
サラリーマン時代を終えて、毎日家にいるだけでも何かと言われる
言われなくとも昼飯まで家で食うと家内に世話になりすぎる??と言うことで昼は外食が多い
牛丼なり、ラーメンなり、うどんなりを店で食うことを「外食」と言う・・
外食するを英語で言うと”eat out"という・・と言うのを前に書いた

それから、ハローワークに通って、最低賃金時間給810円の仕事に応募してきた
現実に少し働いた、時間給810円だった、寿命に直接響きそうな仕事であった
健康保険を払うために病気になったのでは・・一週間ほどで逃げるように辞めた
結局、健康保険を払うために食費を切り詰めなければならない状況にある
それも当然の辛抱だ
810円で数時間働いている日は近くのコンビニのイートインが助かった
とても時間給を超える昼飯を食う気にはなれなかった
結局年金生活の素浪人になったが、今はまだ節約しながらでも昼飯ぐらいは食える
その代わり、外食昼飯の上限を810円に決めた、そう、あの時の最低賃金を上限としたのだ

京都府の最低賃金は10月2日(28年度)から少し上がって831円になった
求人では840円か850円になるだろう、30円ばかり上がったことになる
だがいずれ消費税もあと2%上がることにもなるだろうし今のところは810円にこだわって頑張ることとする
大阪へ出たならちょっと上げてもいいかも、なんと大阪府域に入ると50円も高い
その範囲内で日常のランチを提供してくれる店が小生の味方であるということである
行列ができても出来なくともそういう店を応援したいということでもある
人件費や材料費ばかりを最低にケチりながら付加価値で金をとる、外食屋は究極の虚業である
それならそれぐらいで美味しいものを食わすというのが実業ではないだろうか
パートや派遣で働く人のいかに多いかを知れば、ではあるが・・恐らくこれからの昼飯戦線はコンビニのイートインが伸びてくるという実感がある
と、そんなことを言いたかったわけである
写真はフクロウ(今のところまだそれでも食いすぎだとまた家内に言われた)
鯵庵(1.23)



# by ajiankyoto | 2017-01-23 08:38 | 大衆食堂 | Comments(0)

トイレも売ってください

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京都は公衆トイレが結構しっかりある
観光リード行政のいい点の一つだと思っている
公園にもある、これも助かる、街歩きには不可欠である
だがしかし、これだけの数、清掃は大変だ
市役所環境政策局や建設局の軽トラ巡回清掃隊を見ればこの冷たい時正直頭が下がる
その一方で、「トイレだけの使用はご遠慮下さい」と書いてあるケチなコンビニも見かける
もっと入口に近く設けるぐらいの戦略が必要、そんなことに気が付くコンビニが生き残れると思う

観光都市というなら京都のコンビニこそ清潔なトイレを売ればいいのだ
正月の初詣の人出に「今日はトイレの使用を中止してます」という不心得なコンビニがあった
エチケット違反の人も多いのは理解できるが、それなら京都のトイレが有料でもかまわないよ
もてなしの第一はほんわか温かいものとトイレである
この2月に京都マラソンもある
何万人ものお客さんを観光コースを走らせながら沿道にトイレが不足、なんて話はないだろう・・と念じている
何よりも、トイレがなくては参加も応援も出来ない
トイレ問題を甘く見てはいけない

この前、公衆トイレの落書きを発見した
”オッサン、手を洗えや”・・親切なことである
こんな時オッサンたるもの怒ってはいけない
お世話になってるトイレが言っていると思えば感謝する気持ちにならなければならない
ただし、出来ればもっと親切に書いてほしかった
”オッサンは先も後も手を洗えや”と
あるいわ”罪すんなや”と
それでこそトイレとオッサンの清潔が保たれるというもの・・
落書きが一番不潔であるのは当然である
写真はこの記事とは関係はない
路地住人鯵庵(1.21)




# by ajiankyoto | 2017-01-21 19:48 | コンビニ | Comments(1)

「おさん茂兵衛」落語編

江戸期天和年間(1683)、京都四条烏丸(しじょうからすま)にあった大経師(だいきょうじ)家
そこの嫁・おさんが手代の茂兵衛と不義密通(ふぎみっつう)
丹波への逃避行の末見つかって京で磔(はりつけ)にされた事件のこと
井原西鶴が「好色五人女」に「中段に見る暦や物語」で書いた
それを、近松門左衛門が浄瑠璃の戯曲に書いたのが「大経師昔暦(だいきょうじむかしごよみ)」
暦の名ではない、おさん茂兵衛の話である
「おさん茂兵衛」落語編_b0355451_09383641.jpg
話は脇にそれるのでお許しあれ
この事件を揶揄した艶笑噺を桂米朝がしていたのをネットで見つけた
ただこの話はおさん茂兵衛の事件とは直接の関係はない
この話のおさんはただの表具師茂兵衛の妻だ
壁越しで隣の男と付き合っている
ひょんなことから隣の男の物が亭主茂兵衛の鼻にくっついてしまった
世間にも出られないし、医者に頼んでも取れない
ということで京都の奥鞍馬の大天狗に頼みに行くわけであるが・・
一心に祈る茂兵衛の物がいいので天狗もひれ伏すというたわいのない話である
落ちは「わいのは素惚けや」という天狗の言葉である
小生が言ってるのでない米朝が言ってる

もう一度話が飛躍するが・・
1月中旬の大雪で市内でも14センチの雪が積もった
奥深い鞍馬線の鞍馬駅から見える天狗の鼻が雪の重みでとれたという
そんなニュースを聞いてこんな話を思い出した
張りぼての天狗の鼻では大雪の重みで折れることがある
芯を入れとかんといかんかったんではないだろうかという話である
この落語の落ちで使われた「素惚け」という言葉がなんとも柔らかくていい言葉だ
ボケには「呆け」もあれば「惚け」もある、
人を型にはめて医者の言うまま「〇〇性認知症」だとか言う風潮に比べれば人格が残っているではないか

暦の話や「おさん茂兵衛」の事件のことについてのコメントは改めてします
絵はお土産にもらった鞍馬の佃煮店「京くらま林」の包装紙をうつしました
鯵庵(29.1.19)

# by ajiankyoto | 2017-01-19 08:20 | 大人の恋 | Comments(0)

昔、招福巻で出てました


昔、招福巻で出てました_b0355451_16492377.jpg
文化には香りが必要だと思う
節分と言うのは新しい年に向けて邪気を払うという素朴な信仰を基にしている。
邪気は鬼であり、福を招くというのは当たり前の気持ちである
節分の行事の基本は豆まきであり、柊(ひいらぎ)の枝と鰯(いわし)の頭は厄(やく)払いである
室町時代から続く風習である
長く続くといえ基本は素朴な庶民の生活感がそこにある
ご馳走は巻きずしでも十分であり、それでもハレの気分を感じる人は多い
昭和の時代になって巻きずし業者は、同じ巻きずしでも節分のそれを〝幸運巻きずし″として広めていた
このあたりから文化の味わいが変わってくる

「招福巻(しょうふくまき)」と言う言葉なら、こちらの人なら記憶に新しいかもしれない
大阪の老舗のすし屋が節分の縁起を担いで考え出した巻きずしである
これに「招福巻」と名をつけ昭和63年(1988)商標登録した
節分とセットで招福巻と言う言葉は近辺のスーパーでもなじめる言葉になっていった
スーパー大手のジャスコが「十二単衣(じゅうにひとえ)の招福巻」と言うのを節分用の巻きずしとして売り出した
平成20年(2008)商標の侵害に関わる訴訟となった
結局、ジャスコ「十二単衣の招福巻」側が勝った
商標権の侵害にあたらないとの裁判所の判断だった
ジャスコが売り出したころには招福巻として既に普通名詞化している・・ということで登録商標であっても商標権の効力が及ばないという判断だった(2010確定)

登録商標は登録者が守らねばならないとされる
〝登録商標って何なのだろうか″と大阪の鮨屋はとっては結構やるせない思いだろう
たとえ普通名詞化されたとしても売り上げが上がればいい
またそうでなければジャスコも招福巻の名前を使わなかったろう
しかし、裁判で勝ったジャスコもその後もう招福巻は使ってない
登録商標を所有してても普通名詞並みであると公に認められたのではゴミ同様である
こちらも使わない
結局、「招福巻」は普通名詞になり損ねたまま、辞書にも載ることはない
一方「恵方巻」は、グーグル検索でも溢れているし、辞書にも載っている
これこそもっと早い目に商標登録しておけば今頃面白かったのにと思ったりする
(この項続く・・かも)
鯵庵(1.18)



# by ajiankyoto | 2017-01-18 06:58 | | Comments(0)

65歳以上はあちらへお回りください_b0355451_20543036.jpg
求人用の〝年齢不問″には泣かされる。これが初期老人には痛い
仕事は時間をかけてこそ覚えらるもんだから若い人の方がいいのは決まってる
〝年齢不問″の順番は年寄りからか若い人からか?!などと言われれば困る
ハローワークには若い人がもっと多い、若い人の職を奪ってまでという気はさらさらない
パートの〝年齢不問は年齢不問″ということではないのか、と突っ込んでみたが、やはり違うらしい
それなのに、傍から見ててもその年齢不問に応募しなければならない若い人の方の苦しさの方が辛い

雇う方にはそれなりの理屈はある
若い人をパートで採用したいのに、「法律で年齢制限は禁止されてます」と指導される
だから「年齢不問」ということにしなければ求人できない
法律は必ずしも親切でないのは分かっていたつもりだが・・
「新卒以外は年齢不問」では若い人も浮かばれない
どちらも、履歴書の年令だけで決まってしまう
小生、今までそんなことも知らなかった
ハローワークに行くたびに、そんなことも知らない〝幸せな人だったんですね″と言われてる気がした
ハローワーク12回戦に挑戦、結局1年が過ぎた
銀行が金を借りてくれる人しか見てないようにハローワークは求人の方に目が行っている?
それなら雇用の指導もしっかりしてほしい
政府の統計で有効求人倍率が1.3まで超えて求職より求人の方が多くなったと言う
しかし、ほとんどが派遣と最低賃金になってしまった
しかも、求人数には未だ大きな膨らまし粉が効いている
相手にするのが失業者なのだから・・失業者就職率みたいな統計が必要だ
掘り出し物狙いの世界になってしまっている

勝手な思いで70歳までは働くべきと思っている
やっと拾ってくれた先は履歴書も見てくれなかった
年齢も経験も性別すら要らなかった代わりに人格も要らなかった
応募した3人が採用されたが3人ともが10日も勤めきれなかった
みんなはどうしたのだろう?
仕事探しををあきらめる人が増えてる

求人倍率が増えることを行政関係者は自慢している
実態と逆の統計結果が進んでいく、そうでなかったらいいのだけど
仕事にあたった人もあたらなかった人も自分の仕事を得られない
その中で65歳を超えている小生は遅ればせながらシルバー人材センターに登録に行った
シルバーのライバルもまたシルバーだろうけれど・・
同じ戦場に出てもライバルを互いに労(いた)わることのできる戦士であるのが救いである
写真はホウズキ、実もしぼんでしまった
鯵庵(1.12)





# by ajiankyoto | 2017-01-13 19:24 | ハロー・ワーク | Comments(2)