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法然上人を琵琶で語る佳人_b0355451_20494173.jpg
11月に入って恒例の「秋の古本まつり」に行って来た
10月の末から文化の日まで一週間近く百万遍の百万遍知恩寺境内で行われている
目的は1冊500円程度の古本であるが、今日はたまたまお寺の人の誘いで大殿に上がらせてもらったわけである
それで、浄土宗の声明(しょうみょう)と薩摩琵琶を聞かせてもらった

百万遍とは念仏を百万遍唱えるという意であるがお寺の名でもある
京都大学の工学部と今出川通りを挟んだ向かい側になる
法然は浄土宗の宗祖、その法然が最初に始めた寺の伝統をとって知恩寺と言う
知恩とはそのまま恩を知るということである、教団の本山知恩院と同じ意味である
琵琶はというと・・若き薩摩琵琶の奏者北原香菜子さんが作った「法然上人御一代記」を自ら語ったものである
北原さんは九州佐賀の生まれ、2011年法然上人の800年忌の頃からこの琵琶を奉納している

法然上人は讃岐から帰ってその数か月後に京都東山大谷の地で没した
法然はまた浄土真宗親鸞の師でもある
それぞれ既成宗教組織の迫害で流された
歴史は奥深いものであるが基本は政治や権力の推移をなぞったものである
800年も前の人たちであるが、その中で有数の聖人が宗教人として残っている
法然や親鸞という人は釈迦やキリストのように、その人の存在が宗教的意味を持つ

「南無阿弥陀仏」と声を出して称えるという行為の意味は未だ色あせていない
それ以外に往生しようがないのである
法然上人が熊谷次郎直実に説くその一言を琵琶で語るのが女史である
北原香菜子さんは京都の由緒のあるお寺のお堂で見てもなお美人である
目をつむって聞くのはもったいないと思う
楽器琵琶は100年を超える桑の木で作られるという、しかも弦は蚕の糸絹糸である
京都の酒月桂冠のワンカップを琵琶や木々の精に供える人でもある
琵琶に巡り合ったことがよかったと祝福できる人である
鯵庵(11.2)



# by ajiankyoto | 2016-11-02 07:12 | 往生 | Comments(0)

”くさい 汚い カッコ悪い?”_b0355451_19482065.jpg

思えば、昔は仕事中にタバコを吸えたし・・、
カッコのつけ方次第では悪ぶる(煙に巻く)のに丁度いい小道具であった
悪人に他人への迷惑を説くのは、説得力がない気もするが
人に悪いのなら自分にも悪いかもしれないと思いだしてやめた訳である
”くさい きたない カッコ悪い”と女性と子供が嫌な顔をしているステッカーを見かける
このステッカー、何故か西日本に多いらしい

小生遅ればせながらではあるが、こんなステッカーより先にはやめた
吸い続けていたら、身内にもあんな顔をされるのだろうな

逆に女性の喫煙率がのびているともいわれる
今を生きる50代の京の女性がいる
タバコがやめられないという
気づかいは十分できるし、エチケットも守れる
決して迷惑をかけたり、不快感を与えたりしない件(くだんの)の彼女、小生は汚いとも思わない
論理的な考察の出来る珍しい女性だから、敢えて言えば自分で欠点を作っているのかもしれない
それぐらいの悪ぐらいはある方がいい
ことが終わってのタバコは男女の差はないと歌謡曲にもある

現代には50代は間違いなく女盛りであるが、一方間違いなく美貌の曲がり角である


”くさい きたない カッコ悪い”という標語には恣意的な脅し文句が入っている

確かにタバコいは匂いはある、確かにヤニや吸い殻は汚い、しかし、カッコ悪いとは限らない
カッコ悪いというのが個人の感想なら、”カッコいい”と言うのも個人の感想だと主張してもいい

タバコを吸うのがカッコ悪いというのは根拠が薄い

もともとこのステッカーがカッコ悪いじいさんを描いてるのは卑怯だと言う

カッコ悪いじいさんだからカッコ悪いのだ

言い換えれば、カッコよくタバコを吸える人がいてもいい

タバコが仮に悪であっても、悪が全てカッコ悪いというのはヒステリックな論理である

他人の健康に害をなすことはもっと世の中に多くある
自分にとっては仕事が健康に一番悪いのは昔からだし、男女の差はない
だがしかし、仮に1箱千円にもなるとさすがにコストが合わない
その時は、やっぱり健康のために生きる、と件(くだん)の女史も言う

不思議なことだが、タバコに関して語るときは皆論理的でなくなる

それとタバコ産業が未練たらしいのは別の話だ

タバコのやめ方というつもりで書きだしたのだが・・それはまた次回以降で

鯵庵(11.1)


# by ajiankyoto | 2016-11-01 07:38 | 翁草 | Comments(0)

払えるしあわせか?

市役所に問い合わせたら
「年金以外の収入の市民税は年金から引くことは出来ません」ということだ
昨年まで収入があったから今年は市民税を払いに行かなければならない
痛いのは健康保険料で、これも去年の収入で決まる
払わなければならないものが先であることは変わりがない
年金で天引きしてくれない配慮に感謝して・・
自動引き落としもしないで毎月現金で払う苦しみを味わっている
年金が入ったら小生が月の生活費を年金口座から下して家内に渡して
家内がその中から同じ信用金庫に振り込みに行く

払えるしあわせか?_b0355451_19363005.jpg
見知った若い行員に声をかけられたという
家内「ともかく先に払ってしまわないと落ち着かない」
行員「自動引き落としに出来ますよ」次に「悠悠自適ですね」と言う
件の行員さん性懲りもなく投資信託を勧めてくれる
家内も精一杯「喜んで払いに来たわけじゃない」とジジィ並みに言うた
と言う
それじゃと言って生命保険も勧めてくれる
それでも金利の何倍もする粗品のタオルを貰って帰ってきた
若き担当の行員さん"苦しいといってもまだ預金あるやんか”と言いたそうな顔である
会社人間終わったばかりでちょっとぐらいの定期預金があるのは当たり前じゃ

十数万の車検の見積もりをしてくれた中古屋営業マンにも
もう買い替え時ですね、としつこく言われた
もう年金生活だと言ったら、ここでも「悠悠自適ですね」と言われた
他に言葉知らんのかいな
いや、ひょっとして市役所にも自動車屋にも「喜んで払いなさい」と思われているのだろう
そりゃ分かってるけど払わんでもええなら悠悠自適じゃ
なんとなくオレオレ詐欺が金持年寄りを狙う気持ちが分かってきた
あるところにはある・・鼠小僧気取りだ
盗賊なりにも掟がある「貧しきところからは奪わず」(鬼平犯科帳)だ
年金人間から取ったら盗っ人の掟に反するぞ、と言っておきたい
鯵庵(10.27)

# by ajiankyoto | 2016-10-27 08:39 | ハロー・ワーク | Comments(0)

言いたいことは言っている_b0355451_07523853.jpg

京都の人は
相手の嫌がることは言わない
でも、言いたいことを言わないのでもないし
阿ることもしない
もちろん
数から言えばそうでない人の方が多い
そうなんだ
京都にも京都の人は少ない
そんなこと
全国どこでも同じなのだ
鯵庵(10.26)

# by ajiankyoto | 2016-10-26 08:13 | 翁草 | Comments(0)

なぜ酒を飲む?

なぜ酒を飲む?_b0355451_08230520.jpg

なぜ酒を飲むのか?
酒などなかった方がいいと思うこともある
酒あっての楽しみもある
メタボ栄養指導では適量は日本酒1合と言われた
いいや、だから蒸留酒の焼酎にしている
家にいても昼は飲まないようにしたい
理屈を言いながら、困ったことにいまだ休肝日を設けられない

子供が酒を飲んだら似合わないし、恐いだろう
ならば、大人ならいいのだろうか?
子供は酔わないが大人は酔うことが出来るからだと思っている
ある小説家が言っていた
”大人になると酒を呑まなくては酔えないからだ”
小生の言いたいことを言ってくれる?
やはり、酔うというのは大人の特権で
”悲しいことに”そのためには酒がなくてはならないことなんだろう

だから、小生重大な決意をしている
酔えなくなったらやめることにしている
・・・
写真は秋のノコンギク、孫娘が摘んできてくれた
鯵庵(10.25)



# by ajiankyoto | 2016-10-25 08:29 | 翁草 | Comments(0)