2022年 11月 09日
預金
例えば配偶者が急に亡くなったとき預金を引き出せるかということだカードがあっても暗証番号を知らなければ下ろせない銀行は暗証番号は絶対教えてくれない通帳と印鑑を持って行っても、故人名義では今度は窓口で止められるそうすればもはや下ろせなくなる死んでしまえば遺産だから、いったん凍結されるわけだ遺産は相続の手続きがなされなければならない夫や妻の預金は概ね夫婦のものである絶対に、別居している子や孫のものではないましてや、待ってるものではない夫婦は人間社会の最小の単位である不動産は共有名義というのもあるが個人の預金には共有という手続きは無いのだから残された者の専有である、生活防衛の手段であるそうでないと故人がまだ息のあるうちに引き出すしか手がないのでは?・・というのが親しい行政書士氏に相談したことである”夫のものは私のもの、私のものは私のもの”・・は意外や意外に正しいのではないか・・と思う訳だ鯵庵(R4.11.9)〈この項続く〉
2022年 11月 08日
追熟
キウイフルーツがたくさんなった(のをもらった)
木から取ったばかりでは硬いし、放っておいてもなかなか食えない
いつまでも木に残しておいても同じだ
スーパーで買ってきたものと違う
ビニール袋かなんかにキウイの上にリンゴを並べて閉じておく
通常なら5~7日ぐらい
気になったのはエチレンガス
果実の色づきと成熟に関わる植物ホルモンの一つである
リンゴはエチレンガスが多く発生するのでバナナやキウイの追熟に使われるのである
スーパーで高いキウイを買ってる人は知らないことだ
キウイはマタタビの一種、日本の気候によく合う
田舎の柿がなるころキウイも実る
追熟が必要な果物というのが珍しい
柿食うカラスもキウイには来ない
追熟というのは人にも当てはまる?
鯵庵(R4.11.8)
2022年 11月 07日
慕情
東京は大都会の冷たさ
大阪は人情の温かさ
とすれば
京都は慕情の白々しさ
都市にはそれぞれの人の着けた色がある
京都を舞台に作られた歌謡曲も多い
どことも変わらない街であるが歴史的郷愁がある
失恋したら京都へおいで
そのために同じような歌になる
ただ、京都の人はそれを白々しく聞いているのである
鯵庵(R4.11.9)
2022年 11月 06日
黒豆
黒豆は正月にいただくあの豆のことである豆に暮らすという祝い事に良い黒豆は大豆の一品種であるが、大豆と同じで栄養食品であるそもそも枝豆が大豆だと知らない人が多いなおかつ黒枝豆というのはその中で一番大きな品種である丹波の国というのは単に都に隣接していただけではなく豊かな風土を持っていた実は二つの県にまたがって7つの市や町が含まれる元、国府があったのは亀岡(亀山)であるがあるが、丹波の名で有名なのは兵庫県にある篠山である困ったことに園部にも綾部にも山家にも福知山にも柏原にも城があった田舎に囲まれてなお都市文化が分散している丹波には明智光秀の前にも後ろにも、丹波一国を治める大名は出てこなかった丹波は今、ブランド化しているそうなると急に勢力2割の兵庫県側が本家争いを始める丹波市が成立して、なお篠山市があえて丹波篠山市に名前を変えたりするおかげで黒豆の枝豆も各地でブランド化している兵庫県側篠山方面では丹波黒京都府側京丹波町では和知黒亀岡南丹方面では紫頭巾などと言われる黒枝豆ブームにしたって何も丹波地方に限ったわけではない黒豆はこれから手間がかかるものだが、農家としては枝豆で売れたら割がいい闇で手っ取り早く枝豆で売ろうとする輩もいないわけではないそれよりも出来のいい黒豆の穀物国産文化が無くなることを心配している鯵庵(R4.11.6)
2022年 11月 05日
隠居
タバコは専売品で政府の大きな財源だった
パチンコ屋の景品の一番はタバコだった時代のことである
バーもスナックもタバコ代はたて替えで、つけで飲むときもタバコ代は取られた
タバコは嗜好(しこう)の第一だった
仕事ができる人にも、隠居さんにもタバコがよく似合った
結局、年金生活に入る前に私もやめた
年金生活では今のタバコ代は払えない
実際はやっとやめられた、と言うところ
医者に言わせえば間に合ったかどうかは分からないと言う
だがしかし、
タバコを止めていたからパートの仕事が続けられる
スモーカーができる仕事はなかった
その上、今は隠居さんといわれる人もいない
鯵庵(R4.11.5)