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(28)何処で暮らす⑧

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その人、その家庭が普通の生活を継続していくには様々な支援が考えられる
最低限の支援制度では必ずしも満足できない
家族に期待する程度も様々なのだ
社会に期待するものも様々だし

さだまさしの関白宣言にこのなフレーズがある
(前略)
子供が育って年をとったら俺より先に死んではいけない
例えばわずか一日でもいい俺より早く逝ってはいけない
何もいらない俺の手を握り涙のしずくふたつ以上こぼせ

(後略)・・・・・
結婚した時の気持ちを死ぬまで持ち続けられる人はいないとしても
死ぬときに結婚した時を思い出せたら幸せなことだ
1日でも早く死んではいけない、と思うぐらいの愛情は残っている?
それが関白宣言たるゆえん
夫の気持ちとしては自分が先な方がいいのかもしれない
しかし、そんなことは思い通りにはならない
それより先に離婚しているかもしれないし、
子供もいないこともある
いずれにしても一人で長生きすることになるかもしれない
いや、そのほうが確率が高いともいえる

今回のテーマにしたのはその歌の場面が「何処か?」と言うことなのだ
(27)何処で暮らす⑨に続く・・・鯵庵(R7.10.5)

# by ajiankyoto | 2025-10-05 08:00 | 昼寝の寝言 | Comments(0)

(27)何処で暮らす⑦

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(前項より続く)
要支援と要介護には大きな差があると言われる
要介護も2や3になれば昼夜の区別なく何かと介護の手を借りなければ動けない
入居時自立を条件にする施設では介護度が低い人が中心になる
介護度が進行すると、それに合わせて手厚い介護を求めるのは難しくなる
安定していると言いながら病気は進行するものだ
医療と看護と介護は極めて密接である
が、必ずしも一体ではない
施設によっては認知症などの対応には差がある
徘徊などの周辺症状がひどくなると、移転や退去を求められることもあるようだ

有料老人ホームは民間企業による経営である
「介護付き有料老人ホーム」は支援より介護に重きを置いた施設である
これを介護保険法の「特定施設」とか、「特定施設入居者生活介護」と言う
入居者がそこで継続して暮らし、なお
施設内で介護認定の基準に合った介助サービスを受けることができる
いわゆる住宅型との大きな差は介護・看護・生活支援の職員が常勤することが求められる
要介護あるいは医療的ケアが必要な人にとって期待できる施設である

さらなる老後を考え始めるとおそらくは施設選びに迷わされることは間違いない
世間の噂では、特定施設であるために介護付き有料老人ホームは、
いわゆる総量規制の対象であり、ところによっては設置が抑制されている
とも言われる
そうすれば必然的に届け出だけですむ住宅型の老人ホームやサービス付きの施設や
場合によっては分譲マンションも増えてくる
結果、不動産業的高級住宅も増えてくることになる

いかにも入居者の選択範囲が広がってるように見えるのは錯覚だろう
業界側からの選択範囲が広くなっていくと言う方が本当だろう
介護度の高い人の住まいは場合によって終の棲家になる
不思議なことに「住宅型」と「介護付き」では
入居者の「平均要介護度」にはそれほど顕著な差はないようだ
介護が必要になれば、入居するのにそのような選び方をしている時間的余裕がないのかもしれない
まだ準備はいらない人も研究は必要だろうと思うゆえんである
(この項続く・・)鯵庵(R7.10.3)

# by ajiankyoto | 2025-10-03 08:00 | 昼寝の寝言 | Comments(0)

(26)何処で暮らす⑥

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(前項に続く)
だが、介護と言うことは家族にとっては大きな負担になる
老々介護だとか介護のために仕事を辞めたとかと言う話になる
介護を前に離婚と言うのもある
ケガの養生と違ってよくはならない、長期戦だ
二人で暮らしていてもいつ一人になるかもしれない
二人で暮らしているうちから一人で暮らす覚悟をしておけと言うのもその意味だ
かくして家族の負担を少しでも軽減しようと言うのが介護保険の発端でもある

いざとなれば多くの人が驚く
介護認定のほとんどは数値化されたテストみたいなもので
その人の介護に要する時間であらわされる
足腰がしっかりしていれば認定が得られないと言うこともある
例えば要介護3は介護認定基準時間では70分以上90分未満となっている
それでも、、ほぼほとんどの人が自分で立ち上がることもできない
その上で認知症が顕著になっている状態である
もちろん主治医の診察がそれに加わる
家族であればほぼ24時間監視し介助しなければならないという程度になる
一人暮らしであれば一瞬たりともとても放っておけない状況でもあるし、
家族が交代で介護するとしても家族そのものが共倒れになる

介護保険で入居生活を面倒見てくれると言う施設と言うものがある
それが、介護保険による公共施設である特別養護老人ホームなのだ
今は、要介護3以上にならなければ入居が叶わない
・・と言うことが大きな壁になる
(この項続く)鯵庵(R7.10.2)


# by ajiankyoto | 2025-10-02 08:00 | 昼寝の寝言 | Comments(1)

(25)何処で暮らす⑤

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(前項より続く)
高級ホテルよりもサービスのよさそうなシニア向けの分譲住宅の広告を見る
こんなところでで老後を暮らすのも夢みたいな話である
夢みたいな暮らしで見る夢はいい夢とは限らない
ワンランク落としてこれまた高級な「住宅型有料老人ホーム」というのもある
パンフレットを見れば、年寄りが若いしきれい
これもそこらのビジネスホテルをよりもはるかに結構な設備である、が
偏屈な体の悪い、家族にも捨てられたような年寄りが暮らすには明るすぎる
つくづく思う
共同生活ができない人には本来一人では生きていけない

民間経営なら仕方がない?
20平方メートル足らずの部屋で家賃やら食費やらで月に20~30万円も
入居時に前払い金を入れとけば毎月の家賃分の負担が少なる
前払い金が数百万程度の施設(老人ホーム)をこの世界では中級と言うらしい
入居60カ月で償還しますと言われたら、そこに寿命をあわさなければと思ってしまう
途中退去なら月割りで返還しますと言うのも逆に不吉な予感
いずれも老人の向けの居住施設だと言いながら
家賃の高い安いもマチマチなら、サービスもマチマチ
緊急時は救急車の手配だけしかできませんと言う施設もあるようだ
自宅のマンションにの近所に親切なデイサービスの施設がある
それと変わらないし、その方がましな場合もありそうだ
住宅型有料老人ホームと言うのはそういう位置づけになる

介護保険は要支援、要介護の認定を受ければ自宅にいてもほぼ同じ程度の利用ができる
都市ではその方がいい場合が多い
人生の年数経験や仕事の評価だけではない
知性と教養、向上心も人を愛する心も持ち続けてそれが老人の尊厳だ
そんなものなくったっていいが、そのことを理解できるのは友人か肉親だ
一人で暮らす覚悟をもって、できれば家族や夫婦で助け合える期間を長く持て
と言うのはそういう意味でもある
(この項続く)
鯵庵(R7.10.1)

# by ajiankyoto | 2025-10-01 07:27 | 昼寝の寝言 | Comments(0)

(24)海馬(かいば)

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※キマダラカメムシ、人の顔に見えたらまだ大丈夫?
酒を飲むといつも同じ話を繰り返すと言われた
脳の中の海馬(かいば)が司っている短期記憶が働かなくなるらしい
そんな時に限って、前日の晩の記憶がとんでいる
場合によっては記憶を保存していく機能も失われている?
それぐらいのことだけなら、突然に心配することはないかも
しかし、話がかみ合わなくなったり、いつもしていたことをしなくなったり、
相手を傷つけるような気持ちを抑えられなくなったりすることの方が問題だと思う

そこの記憶がないのが怖い
そうなんだ
我儘になる、自分のことだけしか考えない
若い時には気にならなかったエチケットやマナーなど、歳をとってこそ守るべきものだ
そういう努力が老化防止につながるんだと・・
老化と老人は違うかもしれない
しかし、誰もがいずれ老人社会の老人にならなければならない
人生一番(最後の最大の)の恐怖だ
そうか、それでか、早めにボケてしまった年寄りが多いのか
鯵庵(R7.9.28)

# by ajiankyoto | 2025-09-28 08:00 | 昼寝の寝言 | Comments(0)