人気ブログランキング | 話題のタグを見る

はがき絵(男・女編)

はがき絵(男・女編)_b0355451_16520774.jpg

立川談志


鯵庵のホームページ『新切はがき絵(男・女編)』を更新しました
10B の鉛筆とクレヨンで着色してます
是非覗いてみてください
ここををクリックしていただければジャンプします
鯵庵(R5.8.14)

# by ajiankyoto | 2023-07-14 16:54 | 新切流はがき絵 | Comments(0)

18.スーダラ節

18.スーダラ節_b0355451_07375600.jpg
初め間違ってスーダラ武士と打ってしまった
スーダラという単語は辞書にはない
「スーダラ節」ならWikipediaにもある
♬チョイと一杯のつもりで飲んでいつの間にやらハシゴ酒
♬気がつきゃホームのベンチでごろ寝・・・・
と来る、あれである
サラリーマンの姿を傍から見て作った歌である
サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ・・・と同義である

毎晩酒を飲んでた経験がある人はどれぐらいの割合になるのだろうか
接待が仕事だった人には休む間もなかったかもしれない
3日にいっぺんなら私にも経験がある
サラリーマン仲間の付き合いなのだ
厳密にいうとそう考えてる人同士の付き合いだった

植木等と言う人はコメディアンとしては真面目過ぎる
・・・と言われた
ジョークだとしてもこんな歌は歌いたくないと言ってたらしい
無責任と言う言葉もはやってサラリーマン社会が揶揄された
責任を感じないと言うことではない
責任と言うものがあまりに曖昧であった、ことを言っている
何もかも壊れてしまった会社を再構築するのに
サラリーマンの中に残っていた縦の社会の遺伝子が役に立った
闘っているのは団体戦だった
が、団体戦ほど一人一人が責任を果たすことが求められる

だからこそサラリーマン一人一人が自分のポジションに悩んでいた
一日の過ごし方がこれでよかったのだろうかと毎晩思っていた
会社に時間を売っているのではないと言う矜持があった
派遣社員や嘱託やパートなどばっかりになってしまえば
仕事にはほぼ無責任な方がいい
それでもそんな現代でもまだ無責任だと言われる男女もいる

作詞作曲青島幸男、この歌についてだけ言えば
サラリーマンなどしたことがない人が作って歌うところに面白みがあった
だから”スーダラ”というわけのわからない言葉を作ったような気がする
トンボを見て極楽とんぼと言う言葉を作った人と同じ感覚である
サラリーマンと言う珍動物の群れを見てあこがれて名付けた言葉だと思えばいい
元サラリーマン鯵庵(R5.7.5)

# by ajiankyoto | 2023-07-05 07:53 | 歌謡曲 | Comments(0)

17.酒場という川

17.酒場という川_b0355451_19382149.jpg
人の心を読むことは難しい
他人の心を読めたとしたら自分には役に立つかもしれない
そうすればますます人は心を読まれまいと深くしまいこむかもしれない
だから、心の中を読もうなどと考えない方がいい
この浮世では本音だと言えば本心だなどと思うのもそもそもの誤解である

心の表現には言葉と言うものがある
あるいはまた体で表現することもできる
歌謡曲風に言えば心と言葉は別である
心と体とも別である
・・と言うことで、言葉と体とも別なのである
男女間では、それが自然なのである

♬あなたの憎さといとしさが体の中を流れます
名文句である
体を通して憎さといとしさを感じていると言うことです
お堅い人にはわかりにくい?
自分の心すら読めない瞬間が人生には多い
まして、相手の心を読めないと言うけれど
だからこそ裏切りも許せるのだ

男と女がぶつかるときは
それぞれの思惑の相違をうまく察知できずに
なお自分の都合で読もうとすることから起こる
せめて、別れるときははっきり言ってみるのもいい
だが、言えばいう程言われれば言われるほどみじめになるだけである
♬男のこころも読めないでおぼれるだけの恋でした
♬死ぬより辛い裏切りを怨んでみても無駄なのね
♬女の恋のみじめさを酒と泣きたい酒場川

ちあきなおみが歌う(1976/S51)

男と女の間にも最低限のマナーが存在する
と言うことを明確に教えるべきである
恋と言うのはいわば人生の脱線なのである
だが、転覆するとまでは限らない
鯵庵(R5.7.1)

# by ajiankyoto | 2023-07-01 19:42 | 歌謡曲 | Comments(0)

16.「命の道」という歌

16.「命の道」という歌_b0355451_21000982.jpg
最近の歌謡曲で「命の道」というのがある
♬テンデンコ、テンデンコのフレーズが印象的な歌である
実は東北の大津波からの復興を願うのが由来である
大津波の経験は他の災害とは違った教訓を持っている
逃げるしか手がない
唐突だが、警視庁(東京)のホームページにさえ「津波てんでんこ」という項目がある
「家族が一緒でなくても気にせず、てんでばらばらに高所に逃げ、自分の命を守れ・・」と言うことだ
”てんでんこ”は三陸地方の方言であるが、都民向けの啓発にも使われている・・くらいだ

現実に、高いところを通る高速道路への非常階段を走り登って多くの人が助かった
そんな思いを込めて作った歌だという
テンデンコの意味が初めて分かったという人も多いかもしれしれない
歌っているのは大船渡出身の歌手大沢桃子、自分が作った歌である
歌謡曲(演歌)ではシンガーソングライターは珍しい存在だ
本日は歌謡曲など聞かぬという読者に紹介するために書いた

あれから10年もたてば想像もできない災害がやってくる
このコロナも同じことだ
復興を待ったり祝ったりする時間すらないかもしれない
次は何処かは誰にもわからない
自分の命は自分で守れ・・すべきことはそれからだ
例えば消防士は人を助けることを使命としているが
自分の命を犠牲にしてはならないと教えられている
・・・だから訓練が重要なのだ
テンデンコでいいのだ、その言葉が多くの人を救うだろう
そう言う命を守るための危機管理が重要になってくるのは本当だろう
鯵庵(R5.6.27)

# by ajiankyoto | 2023-06-27 21:09 | 歌謡曲 | Comments(0)

15.夕暮れの未亡人

15.夕暮れの未亡人_b0355451_15024073.jpg


夫を亡くした女(妻)
息子を亡くした女(義母、しゅうとめという)
が二人彼岸参りをする帰り道
もういいよ・・
いつまでもこのままでは、と語りかける
という歌である
「夕暮れ文庫」、詞は猪股義周、曲は杉本眞人
歌はこの歌謡曲シリーズの本命西山ひとみである

夫に先立たれた人を"未亡人"という
意味は、未だ亡くならない人と書く
年齢のことを言わなければ多くの女性にとってはあり得る事態である
妻が先に亡くなった夫には別の言葉がある
自虐的に語る言葉であるため、他人が語るには不適当だ
だから、間違っても離婚した人に未亡人と言ってはいけないし
逆に愛する夫を亡くした人にバツイチなどと言えば絶交ものだ
役所言葉ではどちらも寡婦(かふ)という
だが、心のこもらないので日常会話では使わない
どちらも独身であることには変わりがないが・・・

♬あの子のことはもういいよ
♬どうか倖せ見つけてね

と義母がつぶやく
♬あなたを愛した女が二人
♬あなたを失くした悲しみを競い合いながら
♬ただささやかに生きると決めた
♬夕暮れの・・・・・

人生の刹那を上手く歌った歌である
人生は刹那の連続である
その上交差点ばかりである
が、交差点ごとに新しい出会いがある
人は元来多くの人を愛することが出来る動物でもある
悲しみはいつか癒える
それでも愛は深まるかもしれない
人を愛したまままた新しい恋ができる
そうさとしている義母も未亡人であったかもしれない?

ともかくも西山ひとみの歌唱は聞く値打ちがある
と、鯵庵(R5.6.18)が言っている

# by ajiankyoto | 2023-06-18 19:33 | 歌謡曲 | Comments(0)