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刻んだ野菜は昔からスーパーでも・飲食店にも需要があった
特にネギは近頃のラーメンブームで需要が一気に伸びている
キザミネギは年間を通じて重要がある
キザミネギは九条ネギに限る?と信じている人が多い

「クジョウネギ」というのは青ネギの品種名でもある
ややこしいことに青ネギの品種は他にもあるが区別がつきにくい
京都は京野菜というイメージブランドを使ってなお九条ネギというブランドを取り込んだ
京都府内産であれば九条ネギというブランド使用してもいいようだ
逆に他府県産あるいは中国産のネギを使用して九条ネギと名乗ったら摘発される
現実に平成29年に九条ネギの本場京都市内の業者が捕まった
そんなこともあって今はラーメン専門店のキザミネギも「九条ネギ」とは言っていない
ほとんどは「国内産ネギ」と表現している

京都市内近郊のネギ農家もキザミネギの設備などを入れれば一気に御殿が建つという噂である
豪壮な御殿からスレートぶきのネギ工場に出勤するのが農業だとは思えない
そこまで行けば地面にはいつくばってもうネギなど作らなくていいからだ
が、それはさておきキザミネギは工場で加工される
傷んだところやキザミに適さないところは取り除いて、清浄な水で洗って機械で刻むわけである
だから1年中生産されなければならない
高く売れる九条ネギを刻んでわざわざ(安く)売る必要などないのは誰にでもわかる
そこに、御殿の建つ仕組みがあるのかもしれない・・キザミネギの怪はもっと続くだろう

ハローワークで農業関係に従事したいと言ったら、キザミネギ工場を紹介された
たまたま3人が一日差で行って、3人とも一週間後に違う理由で辞めさせられ、辞めた
「うちはみんなシャカリキの働くねん、休みなんかいらんわ」それが都市近郊農業の信条かもしれない
それならそれでも地域に必要な職場かもしれない
今は京都でネギさえ扱えればいくらでも融資してもらえる鼻息が荒い産業だ
何んといっても京都の九条ネギのブランド力はすごい
それに比べてハローワークのブランド力が低下しているのかもしれない、と思った
小生はそれきりハローワークに行くことはなかった
65過ぎたおっさんが20代の青年のように仕事の夢が叶えなかったとは言わない
世話してくれたハローワークの人にわだかまりはない
めげずに勤めて欲しい
2年前の過去の思い出として書いてるだけですから
鯵庵(30.5.15)

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by ajiankyoto | 2018-05-15 10:00 | ハロー・ワーク | Comments(0)

熊の山菜

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この季節山菜採りに行った人が時々熊と遭遇する
「人と熊が同じ山菜を採りに行ってる」という
それだったら仲良くすればいいようなものだが
人は採れるだけ採るものだからそうもいかない
熊にとっては欠かすことのできない栄養源らしい
でも、熊は自分が食うだけしか採らない

「人と熊が同じ山菜を採りに行ってる」
テレビでの報道のコメントは間違っている
「人が熊の山菜を採りに行って・・」る
それだったら熊が怒るのは当然だ
畑の野菜が熊に食われたら人が被害者だが
熊の山菜を人が採れば被害者は熊の方なのだ
同じような間違いが多くある
が、我々は時に人になったり熊になったりするものだ
こんな間違いはありふれている
あなたが気づくかどうかだけなのだ
鯵庵(30.5.5)

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by ajiankyoto | 2018-05-05 08:26 | 野菜主義 | Comments(0)

神泉苑は登録商標


今残された神泉苑には、門には東寺真言宗神泉苑の表札
社では善女竜王という竜神さまを祀り、恵方の神様を祀り、ご本尊は聖観音・弘法大師
祇園祭の元、また祇園祭の神輿の渡る晴れやかなところ・・
結婚式場の大きな看板、名物〝うどんちり”の料亭もある
まだまだ、源義経と静御前の出会いの場所
ここの料理屋のうどんちりメニューには「義経」と「静」がある

「うどんすき」というのは大阪地域の郷土料理と言うところ
ところが「うどんすき」をめぐって、大阪の美々卯と杵屋で商標権の争いがあった
けど、その時にはすでに普通名詞化されているという旨の判断が下ったようだ
同じように「うどんちり」も今は大阪のさる店が登録商標を持ったままである
ここでは元祖「うどんちり」と称しているようだ
ダシで食ったり、ポン酢で食ったりで名前が違うとも言うけれど
さりとてうどんすきもうどんちりそもそも厳密な定義はないようである

料理に特許は存在しない
登録商標に関してはなんでも先に申請しておこうという目ざとい人たちも存在する
名前にこだわらざるを得ないのも料理の特色である
他所に盗用される多いことが都の歴史である

一方、神泉苑に踏み込んだ人は強烈な幻滅感を感じるのではないだろうか
これが今の京都の一つの典型
これでもかこれでもかと歴史的京都イメージを詰め込んで、
池には竜の頭の舟が浮かべてあり、鯉やアヒルまでいる
このごっちゃ混ぜ落ち着きの無さは、一体ここは何なのか分らない
ただ、平安京の神泉苑というのはこんなのだったと思う人がおっても言い訳もできない
鯵庵ここまで言ってはスミマセン・・なぜならそれでも国の史跡指定を受けているらしい
神泉苑は登録商標か・・神泉苑は確かにここしか無い
鯵庵(30.5.4)

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by ajiankyoto | 2018-05-04 18:14 | 都市 | Comments(0)

悪意の始まり⑵


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やっぱり出てきた
新聞によると・・中国産の青ネギを京都産の「九条ネギ」と偽って首都圏で売りさばいた
九条ネギの本場に会社があって、生産農家と契約し九条ネギなどの京都府産のブランド野菜を商っていたという
小生の見分でも東寺(京都市南区界隈)近隣のネギの生産地は少なくなってきている
九条ネギも府内各地及び府外での生産が拡大している

ネギでも「きざみ葱」は、年間を通じて需要が拡大の一途で、
この頃はJA京都でも大きな加工工場を作ったくらいだ
狙いは首都圏らしい
首都圏では京都産の九条ネギは強力なブランド力がある
それはいいのだが、それではネギが足らなくなるのが目に見えている
ましてやネギは季節ものなのである
今回のように輸入ということになれば名だけのブランドとなる
逮捕された会社社長は産地偽装はしていないと言う
きっと他府県産程度ならばれなかったと思っている
拡大産業だから同じような業者が多くいる
今回の逮捕はその警告だろうと思う

ネギはネギなのである
九条ネギは完成された品種である
日本中で苗が手に入り誰でも作れる
それでも産地偽装は生産者の善良な意欲を極端にそぐ
でも、「キザミ」にすれば分からなくなる?
培ったブランド力は商売にも使える
今のネギ屋さんは加工業者であり生産者ではないところに問題がある

九条ネギというイメージは儲けもんだ
ブランドラーメンに工場で生産されたブランドキザミネギ
ブランドに弱い都会の人の顔を思い浮かべながら商売すると
誰でもつい悪意が始まるというものだ
それでもいいという人も世の中に沢山いる
一方、だから"京都ブランド"は嫌いだという人いる
もちろんネギに限った話ではない
鯵庵(29.10.30)



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by ajiankyoto | 2017-10-30 17:53 | 偽装 | Comments(0)

悪意の始まり

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世界的な大会社の社長が「現場には・・悪意がなかった」という
検査書類に、自分の印ではなく正規の検査員の印鑑を押しながら・・である
社長が言ったのである
経営者に問題があることをこの社長は気づいていない

品質に問題はないと言いたいのだろう
会社が考える「品質」と消費者の求める「品質」とは違うことを白状した
「検査」が「品質」だとすら理解していない
様々な偽装事件が暴露される
多くの場合、品質や味に個別の問題がないという

昔、但馬牛を佐賀牛だと偽って、「佐賀牛で何が悪い」と言った人もいる
佐賀牛でも"遜色"ないと、品質論で言い訳した
偽装に悪意がないと言いたかったのだろう
今度は佐賀牛が「佐賀牛でも遜色ない」というのは何事かと怒った
客の食い残しを別の客に出していることもばれて店を閉めた
いつまでたっても同じ話である
会社の方の理屈である

有名になったり、大きな会社だったりすると、それだけで弱点があるのだ
社長や部長が何をしなければならないかを理解していない人が多い
会社でもそういう人の方が出世の機会が多いからだ
消費者我々は日本の工業製品の高品質に慣れている
そのことを知ったうえで品質に手を抜く
それが悪意でなくてなんだろうか

そもそも悪意がなかったと言い訳することが
善意も良心もなかったと言ってるに過ぎない
まだ、そのことに気づかない
鯵庵(10.28)

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by ajiankyoto | 2017-10-28 09:26 | 偽装 | Comments(0)


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余り会話には使われないが曖昧宿(あいまいやど)という言葉がある
表向きは茶屋や料理屋を装い娼婦を置いて客を取らせる店をいうとある
宿の一種だけど、浮世茶屋とか矢場とか置屋とか貸座敷とか言うイメージだ
旅行者の宿泊が主目的ではない、要は都合があって偽装した宿、ホテルだ
また、男女が逢引するための場所だから、偽装が必要な宿と言った方が分かりやすい
追及されたからと言って「偽装と言われても仕方ない」などと謝る必要はない
偽装は客のためにしているので偽装していることが分らないと入りにくい


昔は連れ込みホテルなどと言ったが、それでは偽装にならない
現代用語で言えは、フッションホテルだ
ひと時潰れかけたがこの頃街角にかたまってあるのが繁盛している
侘しさも後ろめたさもカバーしてくれるように偽装している
風俗店も無店舗型でないと許可を貰えないということで??共存共栄しているらしい
曖昧が売りだから夫婦でも入れます
その代り困ったことに外国人旅行者が家族で泊まったりする

二軒茶屋と言う言葉が昔からあって・・
デパートやパチンコ屋ですら二軒並んでいるところが商売になるらしい
ましてやお茶屋やフッションホテルはなお更である
ひっそりでは商売にならない
温泉マークとか逆さクラゲといったのを覚えている人も多いはず
それが今はファッション、この場合のファッションは風俗ということである
風俗とは本来庶民の暮らしそのものを言っていたのに・・


旧都である京都で生まれ、徳川体制の新都である江戸で発展した

もちろんこういうことはすぐに全国に広がる
時代劇では水茶屋とか出会い茶屋とかと言ったりする
その形が発展したのが花街であるが、色事は花街の専売特許ではない
男と女が生きていくことに遠慮は要らないが、今でも仮装は必要である

逆に有名高級ホテルこそ偽装している?そんな意見もある
だから、偽装の必要な金持ちや政治家や歌舞伎役者ら有名人はそちらを使うわけである
読者諸兄はどっち派?

写真は京都府立植物園にて
鯵庵(9.27)


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by ajiankyoto | 2016-09-29 11:42 | 大人の恋 | Comments(0)